子育てアイデアスペシャル②(2)
子育ての悩みを知恵と工夫で楽しく解決してくれる「子育てアイデア特集」第2弾。仕上げ磨きがスムーズにいくアイデアや、ひいおばあちゃんに喜んでもらうためのアイデアなどを紹介します。
ゲスト: 木下ゆーき(子育てインフルエンサー/3児のパパ)
プレイバック!アイデア大賞2020
2020年に放送した「すくすくアイデア大賞」から、よりすぐりのアイデアを紹介します。
ママだっこ閉まっちゃう~!
3人きょうだいの末っ子は、遊びに夢中になると何度呼んでもなかなかママのところに来てくれません。そこでママは、子どもにすぐに来てもらうアイデアを考えました。
それが「ママだっこ閉まっちゃう~!」です。
子どもが来てくれないとき、両手を大きく広げて「ママだっこ閉まっちゃうよ」と呼びかけます。
「10・9・8⋯」とカウントダウンしながら、少しずつ手を閉じていきます。すると、いちもくさんにママのところまで駆け寄ってきました。お出かけで、なかなか帰りたがらないときにも大活躍します。
早く来てくれて、親子でハッピーになれちゃうアイデアでした。
好き嫌い克服色鬼
3歳になる長男は、お肉とごはんが大好き。でも、苦手な野菜は、食欲が旺盛なのによく残していました。そこでパパが考えたのが、野菜も楽しく食べられるアイデア。その名も「好き嫌い克服色鬼(いろおに)」です。
ごはんの時間、まずパパから「なに色?」と聞きます。子どもが「白色」と答えたら、パパは「よし!白だな」と言って、2人で“白色の”ごはんを食べます。
今度はパパのターン。子どもから「なに色?」と聞かれたら、例えば「オレンジ」と答えます。「オレンジはどれだ?」と言いながら、2人でオレンジ色のものを探すわけです。
すると、子どもがにんじんを見つけて食べてくれました。
このゲームは、鬼が指定した色のものに触る鬼ごっこ「色鬼」を応用したもの。「なに色?」と質問されたら、答えた色のものを食べなければいけないというゲームにしました。ゲームの楽しさで、苦手な野菜も思わず食べてしまいます。
新鮮! 忘れたころにおもちゃ便
子どもたちは新しいおもちゃでもすぐに飽きてしまいます。最初は遊んでも、だんだん飽きて、いつの間にかテレビに夢中です。
そこでママは、いつまでもおもちゃが新鮮に感じるアイデアを考えました。
まず、遊ばなくなったおもちゃを段ボールに詰めます。子どもがお昼寝をしているときや、幼稚園に行っているときなど、絶対に気づかれないようにするのがポイント。
詰め終わったら、子どもに見つからない場所にしばらく保管します。
数週間後、子どもがおもちゃの存在を忘れたころを見計らって、気づかれないように玄関に置きます。そして、こっそり玄関のチャイムを「ピンポーン」と鳴らします。すると、子どもたちは「何が届いたの?」と玄関に飛んできて、謎の段ボール箱に興味津々です。
興奮気味におもちゃを取り出して大喜びしました。
しばらくおもちゃを寝かせることで、再び新鮮な気持ちで遊べるアイデアでした。
木下ゆーきさん たしかに、子どもは宅配便が届いたときに、自分に関係なくても荷物に興味を持ちますよね。子どもの好奇心を上手に利用していると思います。だっこのカウントダウンや、色鬼も、子どもがわかる範囲を見極めて、子どもの気持ちを刺激していますね。
この内容が放送された「すくすく子育て」の番組記事を読む
- 子育てアイデアスペシャル②(1)
- 子育てアイデアスペシャル②(2)
- 子育てアイデアスペシャル②(3)
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