子育てアイデアスペシャル!①(3)

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2023/03/30

出典:すくすく子育て[放送日]2023/03/30

子どもが思わずお手伝いしたくなるアイデアや、家族の1日がハッピーに終われるアイデアなど、子育ての悩みを知恵と工夫で楽しく解決してくれる「子育てアイデア」を特集します。

ゲスト:
木下ゆーき(子育てインフルエンサー/3児のパパ)

親子でうれしい! おしごとチャレンジ

3人姉妹の子どもたちは、とっても仲よし。でも、パパは遊びだけでなく、もう少しお手伝いもしてほしいと思っていました。そこで、考えたアイデアが「おしごとチャレンジ」です。

まずはパパが、子どもたちに手伝ってほしい仕事をリストアップします。仕事を決めたら、紙に貼って一覧にします。

そして、子どもたちは、その中から自分のやりたい仕事を選びます。

仕事は、子どもでもギリギリ手伝えて、親が助かるものにしています。でも、どうして子どもたちは素直にお手伝いしているのでしょうか……

実は、仕事ごとに金額を設定して、おもちゃのお金がもらえるようにしています。

お手伝いが終わったら、おもちゃのお金とお菓子を交換できる仕組みです。やったことのないお手伝いは、チャレンジしてほしい気持ちを込めて高めに設定しています。
お金の計算を考えるなど、社会性にもつながるアイデアです。

パパのコメント
子どもたちの面倒を見るときに、一緒になって楽しんで、「これはおもしろいかも」というアイデアをどんどんチャレンジしてます。評判が悪いアイデアもたくさんありますが、反応のよいものを続けています。

木下ゆーきさん 

子どもから見ると、お手伝いは遊びを中断しないといけない、少し退屈な時間になりがちですよね。それを、うまく遊びに変換しているところがすてきです。子どもができるギリギリの仕事を設定しているのもいいなと思いました。


―― パパ自身が楽しんでいることが伝わりますよね。木下さんは、お手伝いをしてもらいたいとき、工夫していることはありますか?

木下ゆーきさん

子どもの「やる気スイッチを入れる言い回し」を意識して、声かけしています。例えば、単に「〇〇をやって」と言うのではなく、「〇〇をやってほしいけど、できないよな~ 難しいかなぁ~」のように、子どもの負けず嫌い精神を刺激するんです。「できるもん、やる!」と言ってきたら、大げさに驚きながら「すっごい、できると思わなかった!」と伝えると、子どもの達成感が満たされます。

アイデアを考えるポイント


―― 木下さん、アイデアを考え出すポイントは、どんなところだと思いますか?

子どもが何に興味があるのか、ふだんから観察して情報収集すること

木下ゆーきさん

子どもは、大人のまねをしたい気持ちが強いと思います。そんな子どもが「何をしたいと思っているのかな?」「何に興味を示しているのかな?」といったことを、ふだんから情報収集していると、ヒントが見つかると思います。

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