子育てアイデアスペシャル!①(1)
子どもが思わずお手伝いしたくなるアイデアや、家族の1日がハッピーに終われるアイデアなど、子育ての悩みを知恵と工夫で楽しく解決してくれる「子育てアイデア」を特集します。
ゲスト: 木下ゆーき(子育てインフルエンサー/3児のパパ)
家族円満! うれしかったことカレンダー
お姉ちゃんは、弟が生まれたことがうれしい反面、ママに甘えたい気持ちもあり、ちょっとしたことで気分を損ねたり、できることをしなくなったりしていました。ママも気持ちの余裕がなくなり、お姉ちゃんを叱ることが増えていきました。
そこで考えたアイデアが「うれしかったことカレンダー」です。
まずは家族4人で、寝る前や夕食のときに、その日の「うれしかったこと」や「楽しかったこと」を話し合います。親自身が楽しかったことを話していると、子どもからも出やすくなります。
この日、パパが「楽しかったこと、うれしかったことは何?」と聞くと、お姉ちゃんは「ママに上着を縫ってもらったこと」と答えていました。それを、カレンダーに書き込みます。ときには「弟がおかゆ食べた!」など、自分のことではないことも言ってくれます。
無理に引き出すことがないように、「毎日書かなくてもいい」と決めています。
最後に、お姉ちゃんが色鉛筆で飾りを描いて仕上げます。さらに、月ごとの挿し絵を描いてもらうと、より子どもの参加感がアップします。
このカレンダーを、みんながいつでも見られる場所に飾っておくんです。
夜、楽しいこと・うれしいことを話すことで、その日のしめくくりが楽しい気持ちになります。ママは、イライラしたり怒ったりすることが減っていきました。
紙とペンだけで、家族が笑顔で1日を終われるアイデアです。
鈴木あきえさん(MC) すばらしいアイデアですね。1日がハッピーに終わって、あとで振り返ったときもうれしくなります。ほかには変えられない、思い出の宝物になりますよね。純粋に、子どもの楽しかったことを知りたいし、こんな時間がなければ引き出せないエピソードもあると思います。
木下ゆーきさん すごくいいですね。楽しかったエピソードを、家族でわいわい話し合うこと自体がすてきです。形に残るのもいいですね。
―― 木下さん、家族がハッピーになるアイデアはありますか?
木下ゆーきさん わが家では、「おもしろかったエピソード選手権」をやっています。おもしろかった、笑ったというエピソードをメモしておいて、月末にその月の「No.1 エピソード」を決めるんです。年の終わりには、今年の「No.1 エピソード」を家族で話し合って決めています。
鈴木あきえさん(MC) たしかに、子育てをしていると時間があっという間に過ぎてしまうので、意識的にエピソードを残さないと、ただ過ぎ去ってしまいますよね。
厳選! 木下ゆーきバズり動画
木下ゆーきさんは、子育てで感じるイライラを、笑いに変えて楽しむことで乗り切っているといいます。木下ゆーき流子育てアイデアを紹介します。
おむつ替え 職務質問編
おむつ替えのとき、「こんにちは~ ●●県警です。調べさせてもらっていいかな?」「うーん、反応が出てるね。21時30分、おむつ替えやらせてもらいます!」のように、警察官になりきって職務質問ごっこをしながらおむつ替えをします。
ミルク飲み会
なかなかミルクを飲んでくれないとき、「もっと飲んどけばよかったって、ぎゃんぎゃん言ってくるじゃないですかぁ~」「飲んどきましょ社長、どうぞどうぞ」「いい飲みっぷりですねぇ~」のように、飲み会ごっこをしながらミルクをあげます。
古坂大魔王さん(MC) ネタとしていいですね。言ってみればもしも系ですが、愛があふれていると感じます。
鈴木あきえさん(MC) ママが笑ってる声で、こんな雰囲気の家庭なんだと思って和みます。おもしろさもあるけど、ほっこりもするんです。
―― こういったアイデアは、どのように考えてますか?
木下ゆーきさん 話題になるきっかけになったのが「おむつ替え動画シリーズ」なんです。はじめは、ただやっていたことを、妻がたまたま撮影したものでした。公開すると大きな反響になって、みなさんからリクエストが来るようにもなりました。子育ては大変なこともあるので、「楽しまないとやってられない」という気持ちもあります。
この内容が放送された「すくすく子育て」の番組記事を読む
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