「助けて」と言えていますか? ~「受援力」を高めよう~

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2023/02/25

出典:すくすく子育て[放送日]2023/02/25[再放送]2023/03/02

子育ての悩みごとや困りごと、誰かに相談していますか? 困っていても他の人に頼りたくないという人がとても多く、番組にも「相談できない」という声が寄せられています。助けてと言える力「受援力」について、専門家と一緒に考えます。

専門家:
大日向雅美(恵泉女学園大学 学長/発達心理学)
市川香織(東京情報大学 教授/助産師)

今回のテーマについて

言える悩みと言えない悩みがある

コメント:大日向雅美さん

悩みには、言える悩みと言えない悩みがあります。「荷物を持ってください」は比較的言いやすく、「心の荷物を分けあってください」は、なかなか言えません。「こんなことを頼んだら、親としてだめだと思われる」と考えてしまう。特にママたちには、母性愛のイメージが社会にも自分にもこびりついていて、脱するのが難しいかもしれません。

「受援力」を高めていくことが課題

コメント:市川香織さん

子育ては、みんなができているように感じて、できて当たり前だと考えてしまいがちです。そのためか、「これぐらいで『助けて』と言ってはいけない」と思ってしまうのです。
最近では、「インターネットで調べたらわかる」と思って、妊娠中の両親学級などに行かない人がいます。その場合、専門家や助産師、保健師につながることができず、いざというときに「助けて」を言える先がありません。親がつらいと思うとき、周りに「助けて」と言えて援助を受ける力、「受援力」を高めていくことが課題になっています。

「助けて」と言えない… どうしたらいい?

誰にも悩みを話せないとき…

「助けて」と言える力を身につけるために


専門家からのメッセージ

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