日本で暮らす外国人の子育て
日本に住む外国人の数は約280万人(2021年)。外国にルーツを持つ子どもたちは年々増えています。でも、外国人のママ・パパたちは、日本での子育てに不安がいっぱいです。手助けしたくても、どんなふうに接したらいいかわからないママ・パパも多いはずです。私たちにどんなサポートができるのか、専門家と一緒に考えます。
専門家: 汐見稔幸(東京大学 名誉教授/幼児教育学・保育学) 南野奈津子(東洋大学 ライフデザイン学部 教授/社会福祉学)
今回のテーマについて
古坂大魔王さん(MC) 日本人でも、ママ友・パパ友との人間関係や園などの環境の変化で悩むのに、言葉や文化・風習も違うので大変だと思います。
鈴木あきえさん(MC) 私のまわりにも増えている印象です。例えば、園にはたくさんの外国人のママ・パパがいます。でも、「日本語を話せるのかな、私は外国語話せないし…」という気持ちが先行して、なかなか話しかけられません。
南野奈津子さん 日本は少子化が進んでいますが、外国にルーツを持つ子どもは年々増えています。そんな方たちが、どのような子育て環境で生活しているのか。その中で保護者の方がどんなことを感じたり、悩んでいたりしているのか。私たちが具体的に知る機会は少ないと思います。
汐見稔幸さん 日本の社会は、日本で働いてくれる人がいないと維持できなくなってきます。必然的に、外国から来ていただくことも増えるわけです。まだまだ、これから課題がたくさんあると思います。
私たちにできること
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