親子ではじめるスイミング(2)プールで水に慣れよう

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2024/07/22

出典:まいにちスクスク[放送日]2024/07/19[再放送]2024/07/23

まだうまく歩けない時期からでも気軽に楽しめるスイミング。多くの子どもたちに水泳を教えてきた、元オリンピック選手の長崎宏子さんに、3回に渡ってバタ足までの流れを教えてもらいます。

講師:
長崎宏子(競泳 元五輪代表選手)

プールデビュー

家のお風呂で水に慣れたら、いよいよプールデビュー。はじめてのプールは親も子どもも不安になりやすいので、安心してプールに慣れていくことが重要です。プールで足がつかない子どもに、安心感を与えながら水に慣れさせるコツを紹介します。水の中では小さい子どもと親が目線を合わせて、密度の濃いスキンシップをとれますよ。
※プールを利用するときは、プール用オムツがOKか事前に確認しましょう

だっこ

最初は「だっこ」の姿勢からです。

胸を合わせてしっかりと体を密着させ、目線を子どもと同じ高さにすることがポイントです。いろいろな方向に歩いてみてください。

次は、後ろ向きだっこをしてみましょう。

片腕で椅子を作って、もう片腕で胸のあたりを支えます。両手でしっかりと抱えて、子どもを腕に座らせる姿勢です。胸を子どもの背中に密着させ、目線は同じ高さにします。同じ方向を向いて進んでみましょう。

慣れてきたら、両脇を持って胸を離してみましょう。様子を見ながら、だんだんとレベルアップしてください。

ねんね

続いて、後ろ向きだっこから「ねんね」の姿勢です。

しっかりと支えながら、子どもの後頭部を肩にのせて、お尻を水面近くまで持ち上げてあげましょう。

子どもの意識を上に向けてあげると、頭の後ろが水面に近づき、仰向けの姿勢になりやすくなります。

ときどきほっぺをくっつけたり、スキンシップをとるといいですね。

ふりこ

プールに慣れてきたら「振り子の動作」をしてみましょう。

両脇を支えて、大きく左右にゆっくり揺らしてください。水の流れを、肩から足のつま先まで感じさせてあげましょう。

慣れてきたら、ほっぺや耳が軽く水面に着くように角度をつけて揺らしてみましょう。

浮き具スイム

続いて、浮き具を使って、さらにプールに慣れていきましょう。

腕に浮きがついているので、そんなに支える必要はありません。子どもの両足のふくらはぎの下に手を入れて、支えてあげましょう。

次に、子どもの両足を持って、バタ足の動きをさせながら進んでみましょう。

浮き具を使うと足の動きに集中できるので、泳ぐ練習におすすめです。

自分でバランスをとれているようであれば、支えている手を片手ずつゆっくり離してみましょう。


長崎宏子さん

プールに入ることで適度に運動できます。プール後は、よく食べてよく眠ってくれるので、健康的な毎日が送れると思いますよ。

まいにちスクスク「親子ではじめるスイミング」の番組記事

まいにちスクスク
 
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