なんでも口に入れたり、なめたりする子ども。赤ちゃんがいる家庭では、なるべく部屋をきれいにしておきたいですよね。そんなママ・パパに、安心できる素材を使った簡単にできる掃除術を紹介します。
講師: 佐光紀子(ナチュラルライフ研究家/翻訳家)
音の出ない掃除道具
子どもが小さいころは、お世話につきっきりになります。手が空く昼寝のうちに掃除したいのに、掃除機をかけると音で起きてしまうことがありますよね。音の出ない掃除道具を使えば、赤ちゃんが寝ていても大丈夫です。
例えば、フロアモップ、手動掃除機、ほうき、はたき、粘着クリーナーなどがあります。
静かにお掃除
まず、はたきなどで上にあるものからほこりを落とすと効率的です。
フローリングは、乾拭き用のシートをフロアモップに付けて、ほこりを集めましょう。
時間があれば、ぬれたシートでさっとひと拭きするといいですね。最初からぬれたシートを使うと ほこりが固まってしまうことがあるので注意しましょう。
畳の場合は、ほうきで畳の目に沿って掃きます。
掃いたら、ちりとりに取って捨ててください。
ほうきは小回りが利くので、気になる所をさっと掃いて、さっと捨てられるのがいいですね。
畳とフローリングがある家は、ほうき1本あれば兼用できるので便利です。
カーペットは、粘着シートで気になる所をコロコロしましょう。
便利な掃除グッズ「軍手」
軍手は、ほこりを取るのにとても便利です。手が自由になるので、細かい所まで入って、いろんな所の拭き掃除が簡単にできます。
軍手は目が荒いので、ほこりをよくキャッチします。赤ちゃんが触りそうなテレビ台や棚の上など、気になる所を軍手で静かにひと拭きしましょう。細かい部分や立体的なものの掃除もお手の物です。
食べこぼしのお掃除
ごはんの食べこぼしは、べとべとしてしまうのできれいにしておきたいですよね。そんなときは、油汚れに強いセスキや、重曹が含まれた掃除シートもあります。
食事のべとべと汚れは酸性です。セスキ炭酸ソーダはアルカリ性なので、酸性の汚れを落とすのにもってこいです。
重曹もアルカリ性ですが、研磨する力が強いので、しつこい食事の汚れに使うといいでしょう。
みんなで掃除してみるのもいいですね。赤ちゃんがハイハイしたくなるほどピカピカになりますよ。
部屋ごとに掃除道具を置いておけば、思い立ったときに、パパっと掃除できます。赤ちゃんの近くでできる掃除にピッタリです。ぜひ、やってみてください。
まいにちスクスク「ラクしてキレイ! 安心お掃除術」の番組記事
- (1)赤ちゃんの近くでできるお掃除
- (2)赤ちゃんの身の回りのもの
- (3)トラブルを乗り切る掃除
Eテレの育児情報番組「まいにちスクスク」でこれまでに放送した内容はこちら
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