4月5日(火)レギュラー放送スタート!
「でこぼこポン!」
<Eテレ>
火曜日 午前8:35~8:45
社会生活を楽しく過ごすためのスキルを学ぶ!こども向け発達支援番組
鳥居みゆきさんが発明家役
河合郁人さん(A.B.C-Z)がパペットの声で出演!
発達障害など、発達が気になる子どもが社会生活を送るうえで大切なスキルを学べる特別支援教育番組「でこぼこポン!」。2021年度特番として放送した番組が、4月からレギュラー番組としてスタートします!
じっとしているのが苦手な発明家「でこりん」役の鳥居みゆきさん、でこりんの友達で、集中すると人の話が耳に入らなくなってしまう「ぼこすけ」役の猪股怜生さん、そして、言葉を話す不思議な生き物「ポン」の声を演じる河合郁人さん(A.B.C-Z)が出演するドラマをメインに、ゲームや体操といった楽しいコーナーで構成。子どもの発達をサポートしながら、共生社会の実現を目指し、多様性への理解を深めます。
私が芸人として初めてテレビに出演したのがNHKの「笑いがいちばん」だったので、今回「でこぼこポン!」で特番を経てのレギュラー番組という形でNHKの番組に戻ってくることができて本当にうれしく思っています。子どもの頃からEテレが大好きで、ずっと一方通行な恋愛だったので、両想いになれたようでうれしいです(笑)。「でこぼこポン!」は、特番で放送していた時からけっこう私の周りの人から反響をいただきました。特に発達障害の子どもを持つ親御さんって、今までカミングアウトしづらかったらしいんですよね。でも私が出演したことによって、「実はうちの子、言ってなかったんだけど発達障害なんだよね」というようにカミングアウトしてくれるようになって。そして私がまた「最近、カミングアウトしてくれる人増えたよ」と言ったらそれでまた安心してくださって。みんなそれぞれ、重く受け止めがちですけど、ちょっと気が楽になったと言われました。
私自身も、自分の親から「落ち着きがないな」とか「何でそんなことで怒るの?」とか「何ですぐパニックになるの?」とよく言われていたんですけど、それもみんなに当てはまることの延長だったり、多少その傾向が強く出たりするだけなんだなと思って、私としても「今まで何で理解しようとしていなかったんだろう」と思いました。
もちろん、この番組の設定みたいに、みんなが発明品を作ることができるわけじゃないですけど、こういう考え方をすればいいんだなということが分かりました。
番組を見て下さる方々にも「発達障害の番組だ」と深刻に捉えてもらわなくていいんじゃないかなと思うんです。教育バラエティ番組として楽しんで頂けたらなと思います。 どんな番組を見ても、自分が「ここ、こうなんだよな」と引っかかるところは人それぞれだから、その中で何か思うことや感じることがあったら、それはそれでいいんじゃないかなと思っていて。フランクに楽しんでほしいですね。
レギュラー放送が決まってメチャクチャうれしいです!と、同時にポンというキャラクターをより磨いていかなければならないな、という気持ちにもなりました。
特番の放送から何度かポンの声を演じていますが、「思ったよりうまい」とか、結構知り合いに言われます(笑)。SNSなどでもたくさんの反響をいただけました。中には「障害のある自分の子どもが夢中になってみている」という感想もあって、やっててよかったという気持ちにすごくなります。発達障害がある子だけじゃなくて、そうじゃない子も、子どもがいない若者、人生の先輩にも見ていただきたいです。いろいろと自分自身もまだまだ分からないことはあるんですけど、ポンに教わりながら、視聴者のみなさんに優しい気持ちで伝えられるようにしっかりと頑張っていきますので、これからも「でこぼこポン!」を愛してください。
<ドラマのあらすじ>
山の上の研究所に住む発明家のでこりん。世の中をアッと驚かせる発明品を作るために、日々研究に励んでいる。でこりんは、じっとしているのが苦手。突拍子もない思いつきを、すぐに実際に試そうとする。そんなでこりんと年の離れた友達が、ぼこすけ。慎重な性格で、でこりんの発明を手伝うが、予定が変わることは苦手。ふたりは仲良し。でも、困ったこともよく起きる。でこりんの声が大きすぎて、ぼこすけの電話を邪魔してしまったり、ぼこすけが「困った」を言えなくて、でこりんの発明をストップさせてしまったり…。
そんなふたりを優しく見守るのがポン。
ポンのアドバイスで、発達をサポートし、困りごとを解決するさまざまな発明が生み出されていく。
でこぼこポン!
<Eテレ> 火曜日 午前8:35~8:45
再放送 <Eテレ> 木曜日 午前7:20~7:30
※年間28週放送予定
【ご注意ください】
※放送は、時間の変更や休止になることがあります。
※番組に関する質問には、「すくコム」でお答えすることは出来ませんのでご了承ください。
ご意見・お問い合わせは、NHKオンライン「ご意見・お問い合わせ」(http://www.nhk.or.jp/css/)
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