1歳から食べられる! イベントごはん(4)節句メニュー
季節のさまざまなイベントや子どもの行事。手軽においしいごはんを作って、お祝いできたらうれしいですよね。子どもも大人もおいしく食べられるレシピを、栄養指導やメニュー考案のスペシャリスト、牧野直子さんに教えてもらいます。
今回のテーマは「節句メニュー」です。
講師: 牧野直子(管理栄養士) 子どものお祝いやイベントで、自宅で作って楽しみたいという声をよく聞きます。簡単で見栄えのいい料理を紹介していきます。
たい寿司(ずし)
最初は、ひな祭りにもピッタリの「たい寿司(ずし)」です!
<材料(作りやすい分量)>
- 米
- 2合
- たい
- 2切れ
- にんじん
- 小1/2本
- 炊いたごはん
- 1合
- たい
- 1切れ
- にんじん
- 1切れ
- 青のり
- 少々
- 卵
- 1個
- だし汁
- 大さじ1
- 塩
- 少々
- 酢
- 25ml
- 砂糖
- 小さじ2
- 塩
- 小さじ1/2弱
<作り方>
まず、たいに塩(小さじ1/3)をふります。
にんじんは皮をむき、1cm幅に切ります。
米をとぎ、炊飯器の線まで水を入れます。
水気をふいたたいと、にんじんをのせ、標準のコースを選び、ごはんを炊きます。
卵そぼろを作ります。
卵にだし汁を入れて混ぜ合わせ、味付けに塩を少々入れます。だし汁を加えることで、ふわっと食べやすい卵ができます。
フッ素樹脂加工のフライパンで、油をひかずに、菜箸を使ってそぼろにします。
炊き上がったら、たいとにんじんを取り出します。
ごはんをボウルに移し、すし酢を混ぜ、すし飯を作ります。
たいは、皮と骨をとって身をほぐします。
にんじんの半分は型抜きします。
残りの半分は細かく刻みます。
すし飯に、たいと刻んだにんじんを加えて混ぜます。
器にラップをひき、卵そぼろ、すし飯の順に入れ、押し固めます。
ひっくり返して、盛りつけます。
最後に青のりをふり、型抜きしたにんじんを飾れば完成です。
こいのぼりのオムライス
次に、材料や味付けを変え、こいのぼりのオムライスを作ってみましょう。
<材料(作りやすい分量)>
- 米
- 2合
- 鶏ささみ
- 2本
- にんじん
- 小1/2本
- 炊いたごはん
- 1合
- 鶏ささみ
- 1本
- にんじん
- 1切れ
- トマトケチャップ
- 大さじ1
- チーズ・のり
- 適量
- 卵(小)
- 1個
- マヨネーズ
- 小さじ1/2
- 塩
- 少々
- サラダ油
- 適量
<作り方>
鶏ささみの筋をとり、観音開きにし、塩(小さじ1/3程度)をふり下味をつけます。
炊飯器に米を入れ、鶏ささみとにんじんをのせて炊きます。
炊き上がったら、鶏ささみとにんじんを取り出します。
ボウルに移したごはんに、トマトケチャップ、ほぐした鶏ささみとにんじんを入れ、よく混ぜます。
ラップの上に、80gほどのごはんをのせ、こいのぼりの形に整えます。
盛り付けて、こいのぼりの尾ひれの形をつくります。
小さめの卵に、マヨネーズ、塩ひとつまみを入れ、薄焼き卵を作ります。
完全に火を通しておきましょう。
ごはんの上に薄焼き卵をのせ、尾ひれに切れ目を入れます。
薄焼き卵でごはんを包んで形を整えます。
目の部分は、チーズとのりを丸く切って飾りつけます。
トマトケチャップでうろこを描けば完成です。
1歳のころは、つかみ食べが始まる時期です。つかみ食べのきっかけになることもあります。
子どもと一緒にぜひ食べてみてくださいね。
まいにちスクスク「1歳から食べられる! イベントごはん」の番組記事
- (1)パーティーレシピ
- (2)お祝いデザート
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