育児と介護のダブルケア
育児と介護を同時に行う「ダブルケア」。親や家族の介護に小さな子どもの世話。心身ともに限界を感じている人も少なくありません。ダブルケアの当事者や、今後に不安を感じる人たちの悩みを聞きながら、どう向き合えばいいのか、専門家と一緒に考えます。
専門家: 小薮基司(横浜市すすき野地域ケアプラザ 所長/社会福祉士) 植木美子(一般社団法人 ダブルケアサポート 理事)
今回のテーマについて
ダブルケアをしている人は、全国に25万3000人(※)。特に30~40代が多いといわれています。深刻な社会問題になっているといえるのではないでしょうか。
※2016年 内閣府調べ
※2016年 内閣府調べ
晩婚化・晩産化などが要因になっている
コメント:植木美子さん ダブルケアの大きな要因のひとつが、晩婚化・晩産化といわれています。第一子出産平均年齢は、1975年では25.7歳で、2020年では30.7歳になっています(※)。当然、赤ちゃんを産む年齢が上がれば、祖父母の年齢も上がっています。そういったことで、ダブルケアが増えているのではないかと思われます。 ※2020年 厚生労働省調べ
ダブルケア 当事者の相談先
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