親子でふれあい遊び(1)ごろごろ遊び

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2023/08/14

出典:まいにちスクスク[放送日]2023/08/11[再放送]2023/08/14

体を使って遊ぶと、子どもは大喜びしますよね。でも、遊び方に悩むことはありませんか? そこで、体を使って楽しく遊ぶコツを、ホナガヨウコさんに教えてもらいます。
今回は、ふれあい遊びのはじめの一歩。手軽に楽しめる「ごろごろ遊び」です。



※首、腰がしっかりすわってきてから遊びましょう。
※子どもの首や背中、腰をしっかり支えて、グラグラしたり、落としたりすることのないよう、速すぎるなどの無理な動きをしないよう、気をつけてください。
※親は、子どもが喜ぶと張り切ってしまいがちですが、今の自分には難しい動きをして危険なことがないように気をつけましょう。大人も無理なくできることだけで十分ですよ。

講師:
ホナガヨウコ(ダンスパフォーマー/振付家)
体を使ったふれあい遊びで、親自身の体もケアしながら、子どもと一緒にワクワクドキドキ楽しみましょう。

ストレッチ

ふだん、なかなか運動する時間をとれない方は、運動不足の解消に。親がケガをしないように、子どもを落とすなど、ケガをさせないように、簡単なストレッチからはじめましょう。
※呼吸を止めずに、無理して伸ばさないようにしてください。

まずは、体の側面を伸ばして腕を回します。

大きく、深く、腕を回しましょう。反対側も同じように回します。

子どもをだっこしていると、肩が内巻きになりがちです。肩を開くように回してください。
首や背中など、凝っているところや固くなっていると気になるところがあったら、ほぐしてリラックスさせましょう。

ゆらゆらゴローン

気持ちよく体がほぐれたら、「ごろごろ遊び」のスタートです。隙間時間や寝る前など、無理せずにできるので、赤ちゃんの時期にもおすすめです。

赤ちゃんをだっこして寝転んで、小波のように左右にゆらゆらします。

ときには大波で、ゆっくり横向きになってみましょう。
「ごろーん」「びたーん」のように声をかけて、コミュニケーションをとりながら遊びましょう。「いつかな、どっちかな」と声をかけながら、ゆらゆら転がるタイミングや大きさを変えるとワクワク遊べます。

ころりんダルマ

続いて、軽くひざを立てて、「ごろーんごろーん」と言いながら、背中を丸めて前後にごろごろしてみましょう。

ころがりながら起き上がります。

おひざでゆらゆら

続いて、ひざを立てて、赤ちゃんを座らせます。
ひざが開いて赤ちゃんが落ちないように注意しながら、少し左右にゆらゆらと揺らします。

もう少し動いても大丈夫であれば、揺らす大きさや方向を変えてみましょう。

つまさきトントン

足の上に赤ちゃんを座らせて、つま先を上下にトントン動かしてみましょう。いろいろな動きで、刺激を与えてあげます。

おひざですべり台

今度は、ミニすべり台です。ひざの上からすべってみましょう。

「3・2・1、しゅるしゅるしゅる~ ゴール!」。繰り返しすべると楽しいですよ。

動いているときに、擬音語・擬態語などを声に出すと、子どもが興味を持って盛り上がります。一緒にうまく遊ぶことができなくても、言葉で楽しくなることもあります。
(ホナガヨウコさん)

親子アスレチック

子どもが大きくなってきたら、足に乗せて持ち上げるのも楽しいですね。

「1・2・3」と声をかけながら高く上げたり、顔を近づけたりして、いろいろな動きを楽しみましょう。
※子どもの発達に合わせて無理な動きをしないように気をつけましょう。

壁ですべり台

「足に乗せるのはちょっと大変」という場合は、壁を使うのもおすすめです。

壁を使ったすべり台は、壁の力を使うので、楽な姿勢でできます。横になって、足を持ち上げるようにして、子どもに座ってもらいます。

やりにくい場合は、足を低くした状態で子どもに乗ってもらい、ゆっくりと引き上げます。

「3・2・1」で脚を伸ばせば、大きなすべり台になります。
ごろんと転がった状態から、いろんなふれあい遊びができるんです。 


ふれあい遊びは、安心感を与えるだけでなく、全身で愛情をたっぷり伝えられます。体のいろいろな部分を、いろいろな方法で触れ合ってみましょう。たとえば、頭を「ぽんぽん」としたり、体を「さすさす」したり、「ぎゅっ」と抱きしめたり。そんなバリエーションを作るだけで楽しめます。
(ホナガヨウコさん)

まいにちスクスク「親子でふれあい遊び」の番組記事

まいにちスクスク
 
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