仕事と子育て 両立の工夫とは?

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2021/05/29

出典:すくすく子育て[放送日]2021/05/29[再放送]2021/06/05

今回、番組「すくすく子育て」に寄せられたお悩みの中で、最も多かったのが「再就職すると、子育てとの両立が不安」という声でした。実際に働いているママは、どうやって両立しているのでしょうか。9年間の仕事のブランクを経て、1年前に再就職したママを取材しました。

現在、コールセンター業務の会社で、主に働く人たちの入館証管理を行っています。
この仕事を探すにあたり、いくつか条件を決めていたそうです。まずは勤務地。まだ小さい子どもがいるので、何かあったときに駆けつけられる距離を考えました。次に勤務時間です。フルタイムで働くのは両立に無理があると思い、週3~4回、子どものお迎えができる時間(1日4~5時間)の範囲で探しました。

これは、仕事がある日の1日のスケジュールです。起きるのは朝4時半ごろ。家事などは朝にまとめて行います。子どもたちを保育園・幼稚園に預け、午前9時半から午後3時まで仕事です。

仕事を終えると、買い物に行きます。この日は朝食用のパンを買いました。その後は、次男(4歳)を迎えに保育園、長女(6歳)を迎えに幼稚園に行きます。最後に、公園で友達と遊んでいる長男(9歳)と落ち合いました。

仕事との両立にあたって、頼りにしているのがママ友たちだといいます。知り合いを増やして、顔を覚えてもらって、自分の子どもたちにも目を配ってもらえるようにお願いしているそうです。

もちろん家族の協力は欠かせません。パパとスケジュールを共有して、家族全員の動きが一目でわかるようにしました。予定を共有することで、パパとの家事・育児の分担がスムーズになったそうです。さらに、小学生のお兄ちゃんも、きょうだいのお世話などで助けてくれます。

まわりの力を借りながらの仕事と子育て。再就職して1年が過ぎた今も、毎日、試行錯誤の連続だといいます。家事も育児も仕事も、全体的に楽しんでいきたいそうです。


コミュニティーを作ることが大切

コメント:大沢真知子さん

子どもはひとりで育てるのではなく、コミュニティーを巻き込んで、みんなで育てるものだと、あらためて思いました。とても心が温まります。みんなで子どもを見てあげるようなコミュニティーを作ることが大切ですね。

ひとりで抱え込まないことが大事

コメント:上田晶美さん

私自身、3人の子どもを育てながら仕事をしていましたが、同じように朝4時に起きていました。私もひとりで抱え込まないことが大事だと思います。ママ友や近所の方に助けていただきました。
コミュニケーションが苦手で、なかなかまわりの人とつながれないと思う方でも、子どもと一緒にいると、わりと話しかけてもらえることもあります。子どもを介せば、コミュニケーションしやすいわけです。子どもを連れて公園などに遊びに行けば、溶け込みやすいかもしれませんね。

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