叱るとすぐに泣いてしまう、伝わっていないように思えるなど、子どもの叱り方は難しいですよね。そんな子どもの叱り方について、とことん考えます。
専門家: 坂上裕子(青山学院大学 教授/発達心理学) 玉井邦夫(大正大学 心理社会学部 臨床心理学科 教授/臨床心理学)
みなさんの「叱るときに気をつけていること」
みなさんは、どんな叱り方をしているのでしょうか。番組「すくすく子育て」のアンケートで「叱るときに気をつけていること」を聞きました。
自分が言われて嫌な悪口は言わない。「もう知らん!」はよく言ってしまいますが。 (4歳2か月 男の子のママ)
「また、やった」と言わず、なるべく過去を引っ張らない。父親は大きな声を出さない。 (2歳7か月 双子の男女のママ)
カッとなりやすいので気をつけている。行き過ぎた場合、夫婦のどちらかが子どもをフォローする。 (3歳1か月 女の子・7か月 男の子のママ)
叱ったあと「おわり」と言って普通に過ごす。いたずら程度のいけないことをしたときは、「怒るよ!もう怒ってるけど」と言うと子どもも笑う。 (3歳9か月 男の子のママ)
気をつけていることは、それぞれにあるんですね。中には「極力叱らない」「叱ったことはない」という回答もありました。
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