離乳食が終わっても、ひと手間かかる子どものごはん。小さくしたり、やわらかくしたりと大変です。そこで、親子の食事をパパッと作れる、電子レンジを使ったレシピを紹介します。
今回は、3~6歳ごろの子どもと一緒に食べられるメニューです。
講師: 若菜まりえ(料理研究家) 電子レンジ調理は幼児食作りにもピッタリです。時短になり、少量でも作ることができます。油の使用量を抑えて、ヘルシーに仕上がります。
ブロッコリーのトマト風味リゾット
1品目は、お米から作ることができる、ブロッコリーのトマト風味リゾットです。
調理するとかさが増えるので、耐熱ガラスボウルを使います。
電子レンジで作るリゾットは、お米を炊き忘れてしまったときでも、生米から20分ほどで1品できあがります。
<材料 大人1人・子ども1人分>
- 生米
- 1合
- 水
- 500ml
- ブロッコリー
- 1/2株
- ウインナーソーセージ
- 3本
- トマトケチャップ
- 大さじ1・1/2
- 顆粒(かりゅう)スープの素(洋風)
- 小さじ1
- バター
- 小さじ2
3歳以降の子どもの味付けの目安は大人の半分です。子どもに合わせた味付けにしているので、大人は食べるときに調味料を加えてもおいしいですよ。
<作り方>
まず、ブロッコリーを子どものひと口大に切り分けます。
電子レンジ調理の場合は、フライパンや鍋で調理するときよりも小さめに切ることを心がけると、加熱むらが少なくなります。
全ての材料をガラスボウルに入れ、軽くかき混ぜます。
隙間を2か所開けて、ラップをかぶせます。
※電子レンジ対応のラップを使ってください
電子レンジ(600W)に17分間かけます。
※500Wの場合は、17分から始めて、火の通りを確認しましょう
ラップを外して全体をかき混ぜたら、できあがりです。
※ラップを外すときは熱に十分注意してください
大人はしょうゆで味を整えてもおいしいですよ。
電子レンジ庫内に5分ほど置いて蒸らすと、余熱で火が通り、ちょうどよい仕上がりになります。お米の芯もなくなり、子どもが食べやすくなります。
チャーハン
2品目は、お昼ごはんにぴったりなチャーハンです。
電子レンジ調理対応の容器を使います。
<材料 大人1人・子ども1人分>
- ごはん
- 300g
- ねぎ
- 20g
- 豚バラ肉
- 150g
- しょうゆ
- 小さじ1/2
- 顆粒(かりゅう)チキンスープの素
- 小さじ1
- かつお節
- 1パック(3g)
豚バラ肉を使うと、肉のうまみが全体にいきわたるのでおすすめです。
<作り方>
まずは、豚バラ肉を1cm幅に切り分けます。
容器に材料(ごはん・豚バラ肉・ねぎ・しょうゆ・チキンスープの素)を入れ、よく混ぜます。
隙間を2か所開けて、ラップをかぶせます。
※電子レンジ対応のラップを使ってください
電子レンジ(600W)に3分間(500Wでは3分40秒)かけます。
電子レンジから取り出し、豚バラ肉に火が通っているか確認しましょう。
火が十分に通っていない場合は、追加で30秒電子レンジにかけます。
最後にかつお節を入れ、よく混ぜたらできあがりです。
かつお節の風味が残っておいしく仕上がります。
毎日のごはんを、手軽においしく作ってみてくださいね。
まいにちスクスク「親子でおいしい! 電子レンジでスピードごはん」の番組記事
- (1)離乳食が終わった子どものメニュー
- (2)3~6歳ごろの子どものメニュー「ごはん」編
- (3)3~6歳ごろの子どものメニュー「おかず」編
- (4)離乳食が終わった子どものスイーツ
Eテレの育児情報番組「まいにちスクスク」でこれまでに放送した内容はこちら
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