「すくすくアイデア大賞2012」で「アイデア大賞」「優秀賞」に輝いた3作品を紹介します。 あなたも創意工夫にあふれたアイデアを活用して、子育ての「困ったこと」「悩みごと」を解決しましょう!
すくすくアイデア大賞とは?
NHK Eテレの育児情報番組「すくすく子育て」の年末特別番組です。
視聴者から子育ての悩みや困りごとを解決したオリジナルアイデアを募集し、その中から、「これは使える!」というような優れたアイデアやユニークなアイデアを紹介しています。
【大賞】子どもの想像力を広げる「わんわんのお散歩」
考案者:今井貞昭さん(長野県)
どんなアイデア?
丸太を犬に見立てて、子どもが楽しく散歩できるアイデアです。
<作り方>
(1)丸太を15cmくらいの長さに小さく切ります。
(2)丸太に輪のフックをつけます。
(3)フックに犬用のリード紐をつないで完成です。
あとはいかにも犬の散歩をしているかのように歩きます。
簡単なので、たくさん作ってみんなでお散歩できます。
以前は歩くとすぐに抱っこをせがんでいましたが、わんわんのおかげで、たくさん歩けるようになりました。
アイデアが生まれたきっかけ
近所の人が犬の散歩をしているのを孫がうらやましそうに見ていて、なんとかしてやりたいと思い、ちょうど庭にあった丸太を使って作りました。
【優秀賞】お着替えの困り事を一瞬のうちに解決「するっと長袖お着替え」
考案者:田中望さん(青森県)
どんなアイデア?
長袖の肌着を着た子どもの手にポリ袋をかぶせ、そのまま上に着る長袖の洋服の袖に腕を通します。
こうすることで、上に着る長袖がすべりやすくなり、下の肌着がめくれません。
下から出ている肌着の袖口を押さえながらポリ袋を引き抜いたらお着替え完了!
アイデアのきっかけ
子どもを着替えさせるとき、内側に着た肌着の袖がめくれあがってしまい、毎朝イライラしていました。
すべりをよくすればいいかなと思い、スーパーでもらったポリ袋で試したらバッチリでした!
【優秀賞】たくさんの子どもと接する保育士ならでは!「逆さことばで考えよう!」
考案者:おおわだ保育園 原石竜馬さん(大阪府)
どんなアイデア?
子どもが遊びに夢中でこちらの言うことを聞かないとき、「“け・づ・た・か”をしてくださ~い!」のように単語を逆さにして声かけをします。
逆さことばは、子どもがわかるように短い単語にするのがポイントです。
一瞬なんだろうと注目し、その言葉の意味を自分で一生懸命考えて、言われたことを進んで実行してくれます。
アイデアのきっかけ
保育士になったばかりの頃、担当していたのが3~4歳児で、2文字の単語を逆さ言葉にしてみたら子どもたちがすごく食いついたのがきっかけです。
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