はじめての一時保育体験レポート
1歳5か月の男の子の、初めての一時保育の2時間をレポートします。
ママにだっこされ、パパも一緒に保育施設に来たものの、親子ともに少し緊張気味。
子どもは、保育士さんにだっこされると泣き出してしまいました。泣いているわが子のことが少し心配になりますが、ママとパパはここで別れます。
ママ・パパと別れて泣いていましたが、部屋をのぞいて中に入るとすぐに泣きやみました。
見たことのないおもちゃでお姉さんたちが遊んでいる様子を興味津々で見つめています。
保育士さんと遊び始めると、楽しそうな笑顔が見られるようになりました。
車のおもちゃを見つけて自分から取りに行って遊んだり、お姉さんたちとも一緒に遊んだりしました。
お姉さんたちが帰る時間になると、ぐずり出しました。
どうやら眠くなってきたようで、保育士さんにだっこされると寝てしまいました。
2時間後、お迎えの時間になりました。
保育士「いろいろなものに興味・関心があるのか、ずっと泣いてるというわけではありませんでした。落ち着いて過ごせましたが、最後は眠くて泣いてしまったようです。眠ることができるのは、身をまかせてくれている証拠なので、はなまるですね」
ママ「別れたあと長泣きしなかったようで、成長したんだなと思います。複雑で寂しい気持ちもあります。一時保育にネガティブな気持ちを持っていたのは私なのかなと思いました」
「今日は預けるんだ」と、気持ちを切り替えて預けましょう。
コメント:大豆生田啓友さん 子どもを預けるとき、親が預けることを不安に思っていると、子どもにもその気持ちが伝わります。「今日は預けるんだ」と気持ちをしっかり決めて、切り替えたほうが子どもも落ち着くかもしれません。 今回のレポートのようなケースはとても多いと思います。親からすると、別れ際にあれだけ泣いていたのだから、預けている間はずっと泣いているのではないかと心配になるのですが、意外と子どもは子ども同士で遊んだり、ほかの大人に甘えたりすることも楽しんで過ごせることが多いようです。
預けたあとは、リラックスして一緒にゆっくりと過ごせるよう心がけてください。
コメント:草川功さん 子どもは保育されている間、気を張りつめて一生懸命過ごしています。大人でいうと仕事で疲れて帰ってくるようなものだと思ってください。お迎えに行って家に帰った後は、あまり頑張ってあれこれと遊んであげようとせずに、リラックスして一緒にゆっくりと過ごすということを心がけるといいと思います。
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