今回チャレンジしてくれるご家族は内田さんファミリー。宗佑(そうすけ)くんが幼稚園の入園式を迎えます。さあ、実際にどんな写真が撮れるのでしょうか！？

・えがお先生直伝！入園式でのおすすめ撮影リスト
入園式でどんな写真を撮ろう？と事前に考えている人は少ないと思います。しかし！事前に「この場面でこんな写真を撮ろう」と考えておくだけで、撮れる写真はガラッと変わりますよ。例えば、こんな入園式の「撮影リスト」はいかがでしょうか？

　笑顔写真の撮影術「あそびシャッター」

 
・入園式ごっこ写真（入園式前日までに）
入園式の前日までにリハーサルとして、子どもに園の制服やリュック、帽子を被せて、写真撮影をしておきます。

パシャ！

内田パパが「明日から幼稚園だね！」と声かけをして、一緒に「バンザーイ」と言いながらシャッターをパシャリ！当日の練習をしておけば、子どもも安心して入園式に向けての気持ちの準備ができますね。

バンザイのポーズをして、からだに動きをつけていきましょう。

・家の前でみんなでレッツゴー写真（出発時）
園に行く前に、家の前で一枚、家族写真を撮っておくことをおすすめします。というのも、園に着くと混みあっていて、三脚が立てづらい、人に頼みづらい等で家族そろって写真を撮ることが難しいです。帰ってからだと、子どもは疲れているために制服をすぐに脱いでしまいます。準備バッチリな状態で、出発前に一枚記念写真を撮っておくのが理想です。

パシャ！

内田さんファミリーはスマホのカメラで撮影。「これは撮っておいて良かったです。家族の写真を撮っておくことで、気持ちに余裕が持てました。」と内田ママも喜んでくれました。

・看板前でくるりんぱ！（園に到着）
入園式の看板前で写真は撮っておきたいですよね。だけど看板前で子どもが緊張してしまって、うまく写真が撮れなかったという声をよく聞きます。

そこで！子どもにちょっとした動きをリクエストしましょう。まずは、うしろを向いてもらいます。「くるりん」の合図でこっちに振り向いてもらい、「ぱ！」でポーズをとってってもらいます。

パシャ！

内田ママは「ポーズがあると表情が明るくなりますね！」と驚いていました。

  
まずは大人が見本を示すと、子どもも理解してくれます。パパ・ママが後ろを振り向いて、「ぱ」の合図で笑顔を見せ、見本を見せてあげましょう。

・壁面の装飾でバンザイ（園舎の中で）
園内に飾ってある装飾などと一緒に写真を撮りましょう。入園の良い思い出になりますよ。

ただ装飾の前に立たせても、ぎこちない表情になりがちです。ここで子どもの動きをチェンジ！バンザイのポーズで写真を撮ります。内田パパが前日に入園式ごっこで練習したように、「幼稚園に入園しました」の合図で「バンザーイ」と言いながらポーズをとってもらい、写真を撮りましょう。
バンザーイ！で笑顔になった瞬間、シャッターを押します。
パシャ！

なんと生き生きとした表情と姿なのでしょう！
内田ママは、「子どもの小さな手が写るからかわいい！」と感激していました。

  
大人も一緒にバンザイのポーズをしましょう。そうすると子どもも真似しやすくなりますよ。

・イスに座って振り向いて（教室で）
園のイスも撮影アイテムの一つとして考えてみると面白いです。撮影のチャンスがあれば、子どもにイスに座ってもらい、こちらを振り向いて写真を撮ってみましょう。

パシャ！

・入園式後、花と一緒に伸び伸び写真（入園式が終わったあと）
春はたくさんの花が咲いています。梅、桜、桃、チューリップなどの花を見つけ、入園式が終わってから子どもと一緒に写真を撮りましょう。
パシャ！

入園式で緊張した分、子どもとスキンシップを取って写真を撮ると、自然と笑顔になりますよ。

  
高い高いをしながら撮影すると、子どものリラックスして伸び伸びとした写真が撮れますよ。花を背景に、子どもにジャンプしてもらって撮ってもいいですよ。

パパママに感想を聞いてみましょう。
「撮影リストがあることで、撮りやすかったです。撮り終わったあとの達成感もありました」と内田ママ。「撮影リストがなかったら、イスも、装飾も、スルーしてしまっていました。」と内田パパ。入園式でおすすめ写真撮影リストが役立って良かったです。

今回は入園式の写真の撮り方をテーマに、撮影方法をご紹介させてもらいました。いかがだったでしょうか？今回の記事を参考にして、入園式でたくさん子どものいい笑顔を撮影してくださると嬉しいです。入園式での「撮影リスト」も是非ご活用くださいね。笑顔写真家えがお先生でした！また笑顔でお会いしましょう。