子どもには運動好きになってほしいけど、やり方を教えるのが難しいことも。そこで、子どもの遊びや運動の指導法にくわしい桐川敦子さんに、楽しく運動を教えるコツを教えてもらいました。
今回のテーマは「鉄棒」です。
講師:桐川敦子(日本女子体育大学 准教授/幼児発達学) 幼児期の運動で大切なことは、多様な動きを経験しておくこと。楽しく無理なくできれば、子どもは継続することができます。
鉄棒の中でも「逆上がり」は子どもにとって難易度の高いものです。そんな逆上がりにつながる遊びを紹介します。
鉄棒にぶら下がったり、回ったりすることに恐怖心を持たないようにしてあげることが第一歩です。
ぶら下がる
さっそく、鉄棒にぶら下がる遊びからはじめてみましょう。
鉄棒を使って、好きな動物に変身してみる遊びです。遊びながら腕の力がついていきます。
くるっと回る
回る楽しさを味わえる遊びは、次の「ぐるり一回転」がおすすめです。
親子で向かい合って手をつなぎ、子どもは大人のひざを登りそのままぐるりと一回転します。
慣れてきたら、鉄棒をはさんでやってみましょう。最初は親が補助してあげてください。
無理にやらせないことも大切
子どもの気分が乗らないときは、無理にやらせないことも大切です。
例えば、子どもがぶら下がったまま大人がダッシュするような遊びで、気分を変えてあげるといいですね。
子どものやりたいと思う気持ちを大事にしながら、また鉄棒をやる気になったら一緒にチャレンジしましょう。
無理せず楽しく、親子で鉄棒をやってみてください。
同じ週に放送された番組記事
- (月)子どもに楽しく運動を教えるコツ(1)かけっこ
- (火)子どもに楽しく運動を教えるコツ(2)ボールを投げる・とる
- (水)子どもに楽しく運動を教えるコツ(3)なわとび
- (木)子どもに楽しく運動を教えるコツ(4)鉄棒
Eテレの育児情報番組「まいにちスクスク」でこれまでに放送した内容はこちら
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