私の子育て ユージさん(2/2)

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2020/07/14

出典:まいにちスクスク[放送日]2020/07/14[再放送]2020/07/21

さまざまな子育てのヒントをうかがう「私の子育て」。
今回はタレントのユージさんです。一般女性と結婚して、妻が連れてきた男の子と、その後に生まれた2人の娘の家族5人で楽しく暮らしているそうです。

血のつながりのない息子、気持ちとしては父親でいながらも、無理に親になろうとしないことを心がけているといいます。
そんな中、年子で娘が2人生まれます。

息子と娘

ユージさん: 娘を授かったとき、血のつながった子が生まれたら息子との関係がどうなるのか考えました。僕の息子への気持ちが変わるんじゃないか、息子も僕が娘ばかり愛するかもと不安に思ってはいないか。そんなことを想像していました。でも、息子に「お兄ちゃんになるよ。女の子かもしれない」と伝えていると、「女の子ならこのおもちゃは喜ばないかな」「小さいものは飲み込んでしまうから危ないね」と言って、部屋を片づけてくれたりしたんです。

実際に娘が生まれると、ユージさんの不安な気持ちは消えたといいます。

ユージさん: 娘が生まれて再認識したのは、血のつながりではないんだということ。息子は息子で、かわいいところをたくさん見つけられるし、娘だってそうです。息子も、娘も、僕の子どもなんです。そう実感できて「大丈夫だ」と安心しました。

それでも息子の気持ちを考えて、夫婦で役割分担をすることにしたそうです。

ユージさん: 僕と娘の血がつながっているのは事実です。僕が娘のおむつを替えていたり、だっこしたりする姿を見るだけで、息子は差を感じてしまうかもしれない。ただでさえ、上の子は下の子が生まれると「下の子ばかりかわいがって」と感じてしまうものですよね。
だから、夫婦でいるときは、娘の世話をできるだけ妻にお願いして、僕は息子と遊ぶようにしました。僕は息子を愛しているんだとわかってもらえるぐらいに。その代わり、息子が寝た後は僕が娘の世話をするんです。娘の夜泣きは僕の役割でしたね。

息子の立場として

息子が疎外感を感じないように考えられたのには、ユージさん自身がシングルマザーの母親に育てられたことも影響したといいます。

ユージさん: 僕自身の経験で言えば、子どもは母親が連れてきた男の人が「自分の父親としてどうか」より、「母親がこの人といて幸せかどうか」を見ているものです。だから、妻への愛情表現をしっかりするように意識しています。「あなたのお母さんのことを、僕は大好きなんだ」と、息子があきれるぐらいにアピールしています。息子には「キモイ」と言われるけど、褒め言葉だと思っていますよ。

毎年、家族5人で旅行するというユージさん。息子が来てくれるかぎり続けていきたいそうです。


まいにちスクスク
 
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