スマホで動画を撮影すれば、わが子のかわいい映像を手軽に残せますよね。撮影のコツをつかめば、もっとかわいく、思い出に残る動画に。映像の専門家に教わって、ワンランク上の動画を目指しましょう。
講師: 鈴木康弘(日本大学 芸術学部放送学科 教授)
子どもが遊んでいるようすを撮影していても、なかなかカメラに顔を向けてくれない。もっと子どもの表情をうまく撮りたいと思うことはありませんか?
多くの方は、たいてい高い位置から撮影しているため、見下ろすかたちになっていて、表情が映りにくいのです。
座ってスマホを構えるなど、カメラを子どもの顔の高さまで下げて撮影してみましょう。
子どもの動きに合わせてカメラそのものをゆっくり動かしたり、ズーム機能をできるだけ使わないのもポイントです。
スマホは縦向きだけでなく横向きでも
スマホの場合、縦に持ったまま撮影して動画が縦長になることが多いと思います。
きょうだいを撮影する場合など、縦向きだと、中心で映っている以外の子どもが映像から切れてしまいやすいので、横向きでも撮ってみましょう。映像に広がりが出て、子どもが急に動いても、すぐに画面からいなくなることがありません。
また、撮影した動画をテレビやパソコンで再生する場合、縦向きだと両側が黒くなってしまいます。横向きだと画面いっぱいに表示されて見やすくなります。
目的に応じて、縦と横を撮り分けてください。
撮影してみよう
スマホは横向き、低い位置から。ズームは使わずゆっくり動く。
いつでもすぐに撮れるのがスマホのよいところです。撮り方に少しだけ気をつけて、子どものいい表情を撮ってみてください。
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