子育てアイデア大集合!(3)

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2019/09/14

出典:すくすく子育て[放送日]2019/09/14[再放送]2019/09/21

安心!子どもと買い物リスト

(千葉県 宇尾章子さん/アイデア大賞2015紹介作品)

宇尾さんの4歳になる息子は走るのが大好き。どこでも走り回ってしまうので、ママは困っていました。特に困っていたのは、スーパーなどでの買い物のとき。そこでママが考えたのが、このアイデア。

まず、その日に買うものを、絵本などを参考にイラストで描きます。絵の買い物リストをつくるのです。この買い物リストを子どもに渡して、その商品を見つけてもらうようにします。

すると、子どもは宝探しをするように、じっくりと商品を探します。見つけたときは、とても喜びますよ。
以前は、スーパーは遊び場という感覚だったのが、買い物をする場所だということを理解するようになったそうです。

○○ちゃん取り合いコント

(鹿児島県 松村千代実さん/アイデア大賞2016紹介作品)

次女が生まれると、4歳のお姉ちゃんは赤ちゃん返りしてしまいました。妹の世話をしていると、すぐにやきもちをやいてぐずってばかりです。そこで考えたのが、このアイデア。

パパとママが、真剣にお姉ちゃんを取り合うコント。パパとママで取り合いをしているうちに、お姉ちゃんは機嫌がよくなりました。体に触れながら取り合いをしていると、あきらかにうれしそうな表情になるといいます。

本日のヒーローインタビュー

(大阪府 長谷川祥さん/アイデア大賞2017紹介作品)

保育士の長谷川さん。自由奔放な子どもたちに悪戦苦闘中です。特に困っていたのが、子どもたちに集合をかけてもなかなか集まってくれないこと。そこで考えたアイデアがこちら!

「今日のヒーロー、○○選手はいらっしゃいますか~。ヒーローインタビューをします。集まってくださ~い」と、一人一人の名前を呼びかけ、インタビューするのです。

すると、子どもたちは大喜びで集まってきます。

あ!たおれちゃった?!

(東京都 阿部順子さん/アイデア大賞2018紹介作品)

阿部家は高校1年・中学1年・小学1年・4歳の男4人兄弟! そんな阿部さんが、子育てでいちばん苦労しているのが兄弟ゲンカです。そこで、ママは「ケンカを楽しく止めることば」を考えました。

子どもたちがケンカを始めたら、ママは「そんなことすると、たおれちゃうよ」と言います。

すると、上の子がたおれます。
実は「たおれちゃうよ」という言葉に合わせてケンカをしているうちの1人がたおれることが、阿部家のお約束なんです。

ママが「たおれちゃったよ!大変!」と大げさに騒げば、下の子は芝居だとわかっていても、お約束で様子を見にきます。これでケンカがストップ。いつの間にかみんな笑顔になっています。
この約束は、お兄ちゃんたちが幼かった10年前から。怒ってケンカをやめさせるのではなく、楽しく解決できます。

専門家のコメント
繰り返すことで、ルールや人間関係が身につく。

榊原洋一さん

一回きりではなく、繰り返すことで、ルールや人間関係を覚えてもらうような仕組みが頭に入っています。子どもが大きくなればなるほど、こういうアイデアは重要だと思います。
子育てをみんなで支え合うことから社会の中での分業が発見された。文明の一番の基本が子育てだと言う説もあります。

子育てアイデア大集合!(1)

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