日ざしがだんだん強くなっていく季節には特に、スキンケアが気になりますね。
子どもの肌のスペシャリスト、馬場直子さんにスキンケアについて詳しく教えていただきます。
子どものあせもが気になるママからの質問は・・・
Q いつも車に乗るとあせもができてしまい、赤くなってかわいそう。毎回、病院に連れて行くのも大変なので、何か家でできる対策があれば知りたい!
馬場さんの回答は、 「肌が赤くなったり、ブツブツができたりしたら、あせもと言えども湿疹の一種です。なかなか自分では判断しにくいので、湿疹ができたかなと思ったら、皮膚科や小児科を一度受診してください」
赤ちゃんは体は小さくても、汗が出る汗腺の数が大人と同じであせもができやすいそうです。
湿疹の薬の塗り方のポイントは、
・薬の量のめやす:人さし指第1関節まで薬を出す(大人の手のひら2枚分の面積に塗る量)
・均一に、すり込むのではなく、のせる感じで塗る
・おむつかぶれの場合は、赤くなっている部分に厚めにのせるように
湿疹が出来たときに病院で出されるステロイド入りの薬について、馬場さんは、 「湿疹が出たら、軽いうちにステロイドを塗り早く治すことで、トータルで塗る量を少なくしていくことが大切です。見た目で治ったと思っても、すぐに使用をやめるのではなく、まずは1日おきにして様子を見てください。それで症状がぶり返さないようなら、やめても構いません」
赤ちゃんの湿疹は、大人より重症化しやすいので、しっかりスキンケアをして、夏を乗り切ってくださいね。
同じ週に放送された番組記事
- (月)赤ちゃん 夏のスキンケア(1)夏こそ保湿
- (火)赤ちゃん 夏のスキンケア(2)せっけんの使い方
- (水)赤ちゃん 夏のスキンケア(3)日焼け対策
- (木)赤ちゃん 夏のスキンケア(4)湿疹ができたら
Eテレの育児情報番組「まいにちスクスク」でこれまでに放送した内容はこちら
PR