子どもの笑顔を引き出す写真術(4)赤ちゃん編

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2020/12/10

出典:まいにちスクスク[放送日]2020/12/10[再放送]2020/12/17


子どもの成長記録を笑顔の写真で残したいけれど、なかなか自然な笑顔を撮れないですよね。そこで、子どもの笑顔を撮り続けてきた「えがお先生」に、簡単に笑顔写真を撮れる技を教えてもらいます。

えがお先生講師:
えがお先生(笑顔写真家)
「ハイ、チーズ」は子どもの表情がかたくなってしまうNGワードです。子どもの最高の笑顔を撮ろうと思ったら、大切なのは「遊びながら撮る」ことです。その撮影方法を あそびシャッター と呼んでいます。

今回は、赤ちゃんの笑顔写真を撮るコツを紹介します。
パパとママ、2人でチャレンジしてみてくださいね。

あそびシャッター(1)出発進行!パパママ列車

最初のあそびシャッターは「出発進行!パパママ列車」です。

まず、ママとパパが離れて、ひとりが赤ちゃんをだっこ、ひとりがカメラを持ちます。

そして、「出発進行~! ガタンゴトン」といいながら、列車になりきって近づいていきます。

最後に「ブレーキ、キッキ~」といって、ブレーキをかけて止まった瞬間がシャッターチャンスです。

写真から飛び出てきそうな、満点笑顔が撮れますよ。
「ガタンゴトン」というパパとママの楽しそうな声や、揺れる動き、ほほにあたる風などが、赤ちゃんの楽しいという気持ちを引き出します。

あそびシャッター(2)おなかトランポリン

次のあそびシャッターは「おなかトランポリン」です。

まず、ひとりが床にあおむけになって、お腹の上に赤ちゃんをのせます。もうひとりはカメラを構えましょう。赤ちゃんは、パパとママの笑顔と、お腹の上にいる感触で、安心して笑顔になることができるんです。
「どんどんどん」と声をかけながら、赤ちゃんをやさしく上下に揺らして、笑顔になった瞬間を撮りましょう。

パパとママの間で「どんどんどん」と言ったらシャッターを押すなど、撮影するタイミングを決めておくと撮りやすいですよ。

あそびシャッター(3)指でこちょこちょ

最後のあそびシャッターは「指でこちょこちょ」です。

赤ちゃんから少し離れて、名前を呼んであげたりしながら近づきます。すると、赤ちゃんのワクワク感が高まります。

近くまできたら、赤ちゃんをこちょこちょしてあげて、笑顔になった瞬間を撮りましょう。

こちょこちょされそうな至近距離になると、赤ちゃんは自然と笑ってくれますよ。

手あそびうたでこちょこちょ

手あそびうたをしながら、写真を撮るのもいいですね。

撮影するとき、最初からカメラを構えていると、赤ちゃんの意識がカメラに向かってしまい、笑顔が引き出せない場合があります。そんなときは、はじめはカメラを隠して、うたが盛り上がるところなどで、カメラを取り出して撮影しましょう。

みなさんも、子どもの笑顔写真にチャレンジしてみてくださいね。


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