身近にある材料で、子どもが喜ぶおもちゃが作れたらいいですよね。そんな手作りおもちゃの材料にピッタリなのが「牛乳パック」です。親子で「牛乳パックおもちゃ」を楽しんでみましょう。
講師: 善本眞弓(東京成徳大学 子ども学部 教授) 牛乳パックは、手軽に手に入り、加工しやすく、丈夫で、水にも強いので水を使った遊びにも使えます。親子で一緒に作って遊んでみてください。
今回は、想像力がふくらむおもちゃを紹介します。
あらかじめ、牛乳パックの下準備をしておきましょう。
牛乳パックをゆすぎ、食器用の洗剤で洗い、しっかり乾かします。
くわしくは「牛乳パックの下準備」をご覧ください。
のばしてびよよん
最初に作るのは「のばしてびよよん」です。
<作り方>
牛乳パックを平らにして、注ぎ口の部分を切り取ります。
かたいので気をつけて切ってください。
底の部分もできるだけ平らにして切り取ります。
同じものを10個作ります。
これらを粘着テープでつないでいきます。
テープを裏側と表側にしっかり貼り付けましょう。
これで「のばしてびよよん」の完成です。
高さの違うものを作ると、遊びが広がります。
アコーディオンのように伸び縮みさせたり、両端を親子で持って波のように動かしたり、いろいろな遊び方ができますよ。
三角ブロック
続いて「三角ブロック」を作ります。
<作り方>
牛乳パックを平らにして、約3cmの幅で切り取ります。
いくつか同じものを用意しましょう。
ひとつの辺を切って、裏返し、三角形にしてテープで固定します。
油性ペンで模様を描いたり、色テープで飾り付ければ「三角ブロック」の完成です。
たくさん作って積み木のように重ねたり、並べていろいろな形を作ったりして遊べますよ。
ボール
最後に「ボール」を作ります。
<作り方>
牛乳パックの4辺を切り開きます。
4つの面を曲げて、丸くなるように端を合わせて、テープで固定します。
さらに、牛乳パックの側面を切り開いたものを巻きつけて、テープで固定します。
これで「ボール」の完成です。
油性ペンで自由に絵を描いて、自分だけのボールを作ってみましょう。
遊びがどんどん広がる牛乳パックおもちゃを、ぜひ作って遊んでみてくださいね。
同じ週に放送された番組記事
- (月)牛乳パックの手作りおもちゃ(1)人形遊びができるおもちゃ
- (火)牛乳パックの手作りおもちゃ(2)お風呂に浮かべて遊べるおもちゃ
- (水)牛乳パックの手作りおもちゃ(3)お風呂で遊べるおもちゃ
- (木)牛乳パックの手作りおもちゃ(4)想像力がふくらむおもちゃ
Eテレの育児情報番組「まいにちスクスク」でこれまでに放送した内容はこちら
PR