子どもの歯を大切にしたいけれど、子どもが歯みがきを嫌がってなかなか進まないこともありますよね。そこで、子どもにも親にもストレスのない、仕上げみがきの方法を紹介します。
今回は、子どもが嫌がらない仕上げみがきのポイントです。
講師: 宮新美智世(東京医科歯科大学大学院 小児歯科学分野 准教授) 子どもが仕上げみがきを嫌がるとき、何か理由があるはずです。方法を変えると素直に歯をみがかせてくれることもあります。
歯をみがくときは、次の3つのポイントを踏まえてみましょう。
ポイント① 歯ブラシの動かし方
歯をみがいてあげるときは、歯1~2本の範囲で、歯ブラシを小刻みに動かします。1回1回の動きが大きいと痛い場合があります。小刻みな動きを意識してみましょう。
ポイント② やさしくみがく
仕上げみがきは、とにかくソフトタッチでみがいてあげることが大切です。ソフトタッチでも、汚れを十分に取ることができます。子どもに痛みがないように、優しくみがいてあげてください。
ポイント③ 呼吸のタイミングをとる
みがいている途中で、子どもが呼吸をしたり、つばを飲み込んだりする時間をとります。子どもが苦しそうにしていないか、注意しながらみがきましょう。
子どもは正直なので、歯みがきの感じがよければ拒否することはないと思います。みがき方を工夫して、歯みがきを楽しくて気持ちよく過ごせる時間にしていきましょう。 (宮新美智世さん)
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