赤ちゃんとの“おうち遊び”がマンネリ化していませんか? 子どもが楽しい遊びのポイントは、アクション・チェンジ・サウンドの3つです。これらのポイントをおさえた、身近なものを使ってできる遊びを紹介します。
今回はペットボトルを使った遊びです。
講師: 山口裕美子(おもちゃコンサルタント) パパ・ママだけでなく、保育士さんにも手作りおもちゃの楽しさを伝えています。
ペットボトルの特徴は、透明で中身が見えて丈夫なことです。中に何を入れるかで遊びが広がります。
0歳の赤ちゃんと遊ぶ
まずは、赤ちゃんとの遊びを紹介します。
きらきらボトル
ペットボトルに水を入れて動きを楽しむおもちゃです。
<遊び方>
豆腐のプラスチック容器などに絵を描いて切り取ったものや、フェルトの切れ端、ビーズなど、ペットボトルに入れるものを用意します。
用意したものをペットボトルに入れ、水を注いでキャップを閉じます。
誤飲に注意して、中身が出ないようにしっかりとキャップを閉めてください。
入れるものによって、浮いたり沈んだりして、動きが変わります。
きらきらと変化するので、赤ちゃんもくぎづけになりますよ。
1~2歳のペットボトル遊び
子どもが少し大きくなると遊びがもっと広がります。
そんな遊びを3つ紹介します。
ころころボトル
ペットボトルの中にものを入れて転がす遊びです。
<遊び方>
丸くて転がりやすいペットボトルを2本用意して、中にいろいろなものを入れます。
今回は、色の違う豆を入れてみます。お米やどんぐりもいいですね。
ペットボトルのキャップを閉めて、2つの口をテープでしっかり固定してつなげます。
誤飲に注意して、ペットボトルから中身が出ないようにしっかりとキャップを閉めてください。
ひもを付けると、引っ張って遊ぶこともできます。
動かして、転がって、音が鳴る。アクション・チェンジ・サウンドが楽しめます。
ペットボトルシャワー
続いて、ペットボトルを使った水遊びです。
<遊び方>
キリなどを使って、ペットボトルに穴を開けます。
ケガをしないように注意してください。
これを、水を張ったバケツに沈めて、水が入ったらキャップを閉めて取り出します。
これで、キャップの開け閉めで水が出てくるシャワーのできあがりです。
穴を開ける場所を変えると水の出方が変わるので、いろいろと試してみましょう。
ペットボトルの側面に穴を開けると、出てくる水が横に広がって子どもにかからないようなシャワーになります。
寒い時期はお風呂で遊ぶといいですね。
いれっこボトル
子どもが熱中できる、こんな遊び方もおすすめです。
ペットボトルに太いひもや、チェーン、曲がるタイプのストローなど、長いものを入れたり出したりして遊びます。
いれっこボックス
ペットボトルのキャップを使った遊びもあります。
ティッシュの箱に、いろいろな形の穴を開けます。キャップの大きさに合わせた穴を開けることがポイントです。
穴にキャップを入れて遊びましょう。
2つ張り合わせたキャップを用意するなど、ちょっと難しくすると、入ったときのうれしさが倍増します。
また、子どもの興味に合わせて入れるものを変えると、長い時間、飽きずに遊べます。
工夫して親子で楽しんでみましょう。
アクション・チェンジ・サウンド。これらを心にとめると、親子の遊びがぐんと広がります。
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