疲れていない? 子どもの食事
毎日の子どもとの食事、いろいろと気を配って疲れを感じていませんか? 栄養バランスを考え時間をかけて作っても食べてくれない… なるべく楽しい食卓にしたいけど、しつけはどうしたらいいの?
そんな、子どもの食事に関する悩みを一緒に考えます。
専門家: 外山紀子(早稲田大学 教授/発達心理学) 太田百合子(東洋大学 非常勤講師/管理栄養士)
すくすくポイント
食事と思い出について
人とのつながりの中で日々の食事がある
子どもの頃の「食事に関する思い出」を調査したことがあります。みなさんの思い出の振れ幅は大きく、とても嫌だった、とても楽しかったといった声がありました。それだけ「食べること」は感情が込められた出来事なのです。また、思い出を語り出すと、親のこと、お友だちのこと、学校の先生のことなど、話が止まらないことも印象的でした。人とのつながりの中で日々の食事が営まれているのだと感じました。 (外山紀子さん)
食事の“背景”を大事にする
「食事の思い出」を考えると、食事そのものではなく、その時の、いろいろな背景が思い浮びます。その背景を大事にするといいのではないでしょうか。何を食べたか食べなかったかだけではなく、子どもには食事の背景や楽しかった思い出をたくさん作ってあげられるといいですね。 (太田百合子さん)
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