えがお先生のだれでもカンタン☆笑顔写真レッスン♪(3)【赤ちゃん編】
こんにちは。どんな子どもも笑顔にしちゃう!笑顔写真家・えがお先生です。
今回のテーマはズバリ、『赤ちゃん』です。赤ちゃんが笑うタイミングに合わせてシャッターを押すってむずかしいと思いませんか?
今日はそんなお悩みを解決しましょう!1歳未満の赤ちゃんの笑顔をうまく撮れるように、とっておきの撮影方法を伝授していきますよ!
笑顔写真の撮影術「あそびシャッター」
あそびながら撮ると子どものイキイキとした表情や動きを撮ることができます。『身近なものを使って、あそびながら撮る』という撮影方法を私は『あそびシャッター』と呼んでいます。
今回チャレンジするあそびシャッターは3つ!
・おとなブランコ
・おくるみタッチ
チャレンジしてくれる1組目は住山さん家族。いつもはパパが写真係ということで、今回はママに写真撮影にチャレンジしていただきました。
9か月になったあさひちゃん、笑ってくれるかな?さっそくやってみましょうー!
風パタパタ
用意するのはうちわだけ。うちわを使って、子どもとあそびながら写真を撮っていきます。
利き手にはカメラ、反対側の手でうちわを持ちます。うちわでパタパタと子どもに風を吹かせながら、撮影をしていきます。最初むずかしいと思うかもしれませんが、慣れてくれば「あそび」と「撮影」を同時にできるようになってきますよ。
①子どもと少し離れてから撮影をスタートしてみましょう。子どもの名前を呼んで、こっちに向かってくる瞬間にシャッターを押します。そうすることで余裕をもって写真を撮ることができます。 ②うちわを子どもにあおいでいる時、「わ~気持ちいいねぇ」などの声かけをすると、子どもの表情が出るとともに、カメラ目線になりやすいです。
さあ、それではママにうちわをパタパタとしながら撮影してもらいましょう~!
パシャリ!
パシャリ!
な、なんと!一発OKです~!
なんとかわいい笑顔なんでしょう。
ママ「これは楽です。(夫の協力なしで)一人でできたし、子どももこっちを向いてくれますね」
赤ちゃんの顔に気持ちのいい風が当たり、ママの「気持ちいいね~」という声にも反応して、こんなにもかわいい笑顔が引き出されました。
おとなブランコ
次は身体を使ったあそびシャッターです。家族で息を合わせて、笑顔の写真を目指しましょう。
パパかママが赤ちゃんを抱っこして、写真を撮る人と離れます。
ブランコの動きをイメージして、カメラに近づいたり離れたりを繰り返します。
①よーい、スタート」や「3・2・1」のかけ声のタイミングで赤ちゃんを抱っこをしている人が走り出します。そうすると写真を撮る人が余裕をもってシャッターを押す準備ができます。 ②赤ちゃんがカメラに一番近づいたところで、抱っこしている人はピタッと動きを止めます。するとブレることなく写真を撮ることができます。
それではママに撮ってもらいましょう!
パシャリ!まだ遠いところから~
パシャリ!お、だんだん近づいてきた!
パシャリ!
最高の笑顔が撮れました~!パチパチパチ。
近づいたり離れたりするブランコの動きと赤ちゃんを待っているママの笑顔で、赤ちゃんの笑顔は引き出されます。
子どもの顔を見て、怖がっているようならばゆっくりとした動きで「おとなブランコ」にチャレンジしてみてくださいね。
次にチャレンジしてくれるのは中川さん親子。お子さんは優花ちゃん(6か月)です。
「いい表情だからと思ってシャッターを押したら真顔になってむずかしい」というお悩みをお持ちです。確かに、赤ちゃんが笑っている瞬間に合わせて、シャッターを押すのはむずかしいですよね?
なので、今回は赤ちゃんを笑わせながら写真を撮れる撮影方法を伝授しましょう!果たしてうまくいくでしょうか?
おくるみタッチ
用意するものはおくるみだけ。おくるみを使って、赤ちゃんとふれあいながら写真を撮っていきますよ。
おくるみはふんわりとした手ざわりだから、赤ちゃんとのあそびシャッターにはピッタリのアイテム。まずは写真を撮るママがおくるみを赤ちゃんの前に垂らします。おくるみで赤ちゃんの顔をなでたり、おくるみで一度赤ちゃんの顔を覆ってからいないいないばあ!をしてシャッターを押していきます。
①最初はおくるみで赤ちゃんを包んで、くすぐってあげましょう。スキンシップをすることで赤ちゃんの気持ちも和らぎ、笑顔が出やすくなります。(下の写真) ②「●●ちゃん、楽しい~?」と赤ちゃんに声かけをしたり、「チャラララ~ン」と効果音をつけておくるみを子どもにふれさせながら、シャッターを押します。
さあ、中川ママが撮ってくれた写真はどうでしょうか?
パシャリ!
パシャリ!
かわいい笑顔が撮れました~!ママに向かって笑っている、タイミングもバッチリの写真です。
中川ママ「あそびながら写真を撮ることで笑顔を引き出しやすいし、笑顔の写真を撮ることができてよかった。片手におくるみ、片手にカメラでいっぱい写真を撮ろうと思います!」
今回は赤ちゃんの笑顔を引き出しながら写真を撮ることにチャレンジしました。
どれも身近にあるアイテムを使った撮影ばかりです。
気になった撮影方法があれば、ぜひ試してみてくださいね!コミュニケーションを取りながら写真を撮れば、赤ちゃんが笑った瞬間にシャッターを押すことができるようになりますよ。
それでは!笑顔写真家のえがお先生でした。
笑顔写真家 えがお先生
年間1000組以上の家族写真を撮影している。その他、家族向けの写真講座、撮影会を各地で開催。
1986年新潟県三条市出身、大阪府在住。
新潟大学教育人間科学部卒業。
大学生のころ、旅行先で出会ったこどもの笑顔が深く印象に残り、「笑顔」を撮影する写真家を志す。
『写真撮影が変われば、親子の笑顔は増える』という考えから、笑顔写真の撮り方「あそびシャッター」を10年間かけて考案。
ブログ「スマイルフォトcafé」:http://egao-design.jp/photocafe/
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