子連れ旅行にもぴったり! 時間を忘れる遊びの絵本

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2015/12/09

帰省シーズン

年末年始の冬休みシーズン。旅行や帰省で、お子さんを連れて長い時間のりものに乗るママ・パパも多いことでしょう。そんな旅のお供に、持っていくと便利な遊びが広がる絵本を集めました。

写真に入りこんで「ミッケ」よう!

ページのなかに所せましと並べられた、おもちゃや道具やジオラマたち。『ミッケ!』シリーズは、そんな画面にかくれんぼしているさまざまなものを探し出す、絵探し絵本です。
“絵探し”とはいえ、このシリーズの魅力はなんといっても、絵ではなく実物のモノで組み立てられた精巧な世界。写真のすみずみまで、ただ見ているだけでもおもしろくて、時間が経つのを忘れます。
シリーズが豊富なので、ぜひチェックしてみてください。いまの時期なら、冬らしいシーンが満載の『ミッケ!3 クリスマス』がおすすめです。


『ミッケ!3 クリスマス』

写真:ウォルター・ウィック
文:ジーン・マルゾーロ
訳:糸井 重里
出版社:小学館

(あらすじ)
もういいかい? クマはどこだ。サンタもかくれているよ。ちょっとつかれてきたかな・・・?写真の中から、かくれているものを探して遊ぶゲームブックです。

同じシリーズで手のひらサイズの「ちっちゃなミッケ!」は、内容もやさしくなっていて、小さな子ども(1〜2歳くらい)も楽しめます。持ち運びにもおすすめです。


『ちっちゃなミッケ!』

作:ジーン・マルゾーロ
絵:ウォルター・ウィック
訳:糸井 重里


わんさか集まった中から見つかるかな?


見つけたり、同じものを探したり、かずを数えたり。1ページでいろんな楽しみ方ができる絵探し絵本が『みつけてかぞえて どこどこどうぶつ』です。
ワニ、ライオン、ゾウ、ニワトリなど、20種類以上のカラフルな動物が、それぞれページをびっしり埋め尽くしています。どうぞ目がまわらないようにじっくりと観察しながら、動物が出すクイズのこたえを探してみてください。

★ こちらの絵本は【全ぺーじためしよみ】ができます ★

『みつけてかぞえて どこどこどうぶつ』

著:ルース・ラッセル
訳:小林 美幸
出版社:河出書房新社

(あらすじ)
カラフルなどうぶつたちが出すクイズに答えてみよう! 自分でクイズを考えても楽しめます。観察力や数・言葉の力も育つ絵探し絵本です。


何度もふわふわさわりたくなる


赤ちゃん連れのママ・パパにおすすめの1冊が、『ふわふわだあれ?』です。
ふわふわおなか、ふわふわおしり・・・かわいいふわふわが、ページをめくるごとに登場します。「これ、だれかな?」と声をかけながら、読んであげるとよいですね。
さらにこの絵本は、ふわふわをさわれます。ねこさんのおなか、いぬさんのおしり、ひつじさんのせなかなど、少しずつさわり心地の異なるふわふわを、お子さんと一緒に触れて味わってください。小さな子にもめくりやすいボード絵本ですので、きっと自分で何度もめくっては、ふわふわ楽しむことでしょう。


『ふわふわだあれ?』

作・絵:いりやまさとし
出版社:学研

(あらすじ)
ふわふわ布を貼りこんだ、ぬいぐるみ感覚のさわって遊べるしかけ絵本。手ざわりを楽しみながら、五感を育みます。顔をかくしている動物の「あてっこ遊び」も楽しいです。


身近なものを楽しいなぞなぞに


時間がたっぷりあるときに、大活躍してくれるのが「なぞなぞ」。
『ぐりとぐら』シリーズでおなじみの中川李枝子さん山脇百合子さんコンビが手がける『なぞなぞえほん』は、身近にあるものを題材にした、素朴な「なぞなぞ」を投げかけます。
むずかしすぎないので、小さな子もいっしょに、みんなで楽しめるのがいいところ。絵本が終わったらオリジナルのなぞなぞを考えて、盛り上がるのも楽しいですね。
なぞなぞを考えるのは、簡単そうでいてむずかしいもの。ママ・パパもあたまをやわらかくして、ぜひお子さんと出し合いっこしましょう。


『なぞなぞえほん 1のまき』

作:中川 李枝子
絵:山脇 百合子
出版社:福音館書店

(あらすじ)
「あさ おきたら まず いくところ、おでかけまえにも、いくところ・・・」
軽快なリズムにのって、歌いたくなるなぞなぞが次々と飛び出します。


絵探し絵本は、おとなにもファンが多く、気づけばママやパパが夢中になって探しているかもしれませんね。ほかにも、めいろやぬりえなど、時間をかけて遊べる絵本はさまざまあります。旅のお供のお気に入りを、ぜひ見つけてみてください。

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