「働きたいけど、そばにいたい…」 就労をめぐり揺れ動くママの心 〜 共感の声・みんなのエピソード紹介 〜

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以前、すくコムでは「ママの就労」に関するアンケートを実施しました。
未就学児をもつ専業主婦のうち90%が、これから先「働くこと」を希望している一方で、自身に合った職場が見つかるか、子どもへの影響や、家族への負担など、悶々とした思いを抱えていることが明るみに…。

そんなアンケート結果を踏まえて作られたこちらの記事には、多くの関心が集まっていました。

今回は、ママの就労をめぐる様々な葛藤をお寄せくださった、当事者のみなさんの生の声をたくさんご紹介します。

話題にしているのは こちらの記事!

thumb_syuro3 “子どものために” 働くことをためらわなくていい3つの理由【ママが働くを考える】後編

専業主婦です

背中を押されました

下の子が幼稚園に通い出し、少し働くことを考え出していたところで、自分の今の状況とちょうど重なるテーマの記事でした。
上の子は女の子ですが、現在私が専業主婦でずっと家にいるため、自分が大人になった時に働くというイメージができていない様子です。
「背中を見る」の言葉にハッとしました。今すぐは難しくても女性も働いているという事を見せて行けたら、と思いました。

 

自分の母は、私が小さい頃は家にいてくれたので、どうしても、小さい頃は専業主婦で子どもに手をかけてあげるのが一番いいと思ってしまいます。なので、育休中の今、復帰したあとのことを考えると、朝早くから夜遅くまで保育園に預けることになり、ゆっくり親子の時間をとってあげられないことを後ろめたく感じてしまい、悩んでいます。
でも、経済的に子どもの夢を支える、母親父親が働く姿を見せることも必要だという記事を読むと、自分の復帰がちょっと前向きにとらえられて、心がちょっと軽くなりました。

 

家計のために働きたい、2人目も欲しい、どちらも年齢的なリミットがあるのではと焦りながらモヤモヤと過ごしていましたが、こちらの記事に背中を押された気がします。何か行動に移したいと思います。

 

私は子どもと一緒にいる時間を選びます!

私は子どものために働かないという選択をしました。自分のために使える時間はほぼゼロな上に、もちろん収入もありません。「働くことをためらわなくていい」理由というのは、大人都合だと思います。もちろん私はずっと専業主婦でいるつもりはありません。子どもが幼稚園に進み、小学生になって行き、時間ができ次第、子どもの生活時間に合わせて社会復帰して行く予定です。しかし、3歳までの子どもは育てた実感として、いつ何時もお母さんの存在を近くに感じ、安心して健やかに成長していくものだと思いました。自分の命をかけて産んだ子ですから、その思いは出産時で終わりにせずに、然るべき時期まで命をかけ、自分の全てを捨てても自分の手で育てるのが子どもにとって一番いいのではないかと思いました。

 

専業主婦で娘が小学校に入るまで家庭に入っていたいと思っています。
最近では働くメリットばかり強調されているなーと感じます。
周りは働きながら子育てをしている友人が多いので、もちろん働くことのメリットは感じます。
経済的に必要な人、自分が少し子どもから離れていたい、もう少し子どもといたいけど、一年で戻らないといけない、色んな理由で働いていますが、わたし含めみんな納得してのこと。
悩んでいないからこんなこと言えるのかも知れませんが、記事にされていることは当たり前のことでつまらなかったです。こういった記事に目を止める読者の方はもう少し切羽詰まっていて、もう少し踏み込んだ内容を見たいのではないかなーと思いました。

 

我が家の家計のことを考えると本当は私も働いた方がいい状況ですが、今妊活中で、それに子どもが小さいうちはなるべく一緒に過ごしたい、という思いから専業主婦という道を選びました。でも、最近の女性活躍社会などの流れで、取り上げられるのは働くママのことばかり。働いていないことが良くないことのように感じてしまいます。

 

仕事復帰を控えています/したばかりです

前向きになれました

この春から復職が決まった者です。ついつい自分のエゴで働くのではと、思ってしまう日々でしたが、父親が育児に関わると子どもの成長にプラスになるという記事を読み心が軽くなりました。

 

ちょうど慣らし保育中で、働くことが自分だけでなく子どもにとってもプラスにつながるのか、毎日悩んでいたので、子ども将来につながる所得が得られたり、夫婦で育児や家事を協力し合ってる背中を子どもに見せられるというメリットを読んで、働くことに対して前向きになれました。

 

今月まさに再就職して仕事を始めたばかりなので、励みになります。
色々あって15年勤めた会社を辞めたとたん妊娠…結婚10年目にしてとても嬉しい出来事でした。幸せな妊娠期間を過ごした私ですが、産後の1年は周囲の母乳信仰に振り回され、ミルクを足している私は母親失格なのかと劣等感の渦中へ。断乳後は再就職の難しさに四苦八苦し、仕事を続けながら育休取っているママたちを羨ましく思ったものでした。自分は無給、働かなきゃ…でも仕事がなければ保育園も入れない…と楽しいはずの育児を余計なことばかり考えて過ごしてきたなぁと残念に思います。
その後なんとか再就職しましたが、いきなりのフルタイムで体力的にツラい!!娘もストレス抱えてそう…やっぱり主婦続けた方が家族のためにはよかったのか?と再び自問自答の日々。
再就職したのはお金のこともありますが、育児に疲れていたことや行き詰まり感を感じていたのが大きかったです。
勝手な母親ですが、保育園へ娘を預けて働けるようになったおかげで母子ともに成長するチャンスが得られたと思っています!より落ち着いて向き合えるようになったし、メリットの方を今はたくさん感じています。

 

働くママです

働く背中を見ていてほしい

1歳から保育園に預けるとなると、母親である私と過ごす時間が長かったのが突然減ってしまうことに抵抗を感じ、職場復帰することはもちろん、勤務時間の長さについてとても悩みました。
でも、子どもが一生懸命働きながらも家庭を大事にする親の姿を目にすることで、将来の夢を考えることを促すことができると同時に、育児は“母親の仕事”ではなく“両親が2人でするもの”であるという夫への教育にもなるのだと思うと、早くから保育園に預けてしまうことが必ずしも悪い影響を与えるのではなく、むしろ家族全員にとって長期的な幸せを得られるかもしれないと感じました。

 

共働き夫婦が多い中、自分自身が家に常に母がいるのが当たり前の環境でそだったせいか、仕事を再開することに悩みましたが、パパの子育て参加が当たり前の今、息子にもそういう夫婦協力してる私たちの姿をありのまま見せればいいんだと、気持ちが楽になりました。将来息子が子育てする機会があった際には私たちの今の姿を思い浮かべてもらえたら嬉しいと思えました。

 

シングルマザーです

パパがいないと、二馬力じゃないとダメなのだろうかと、心が痛くなる内容でした…。
実際シングルマザーだと働かざるを得ませんが、それでも常に子どもへの申し訳なさが付きまといます。
私自身の幼少期も、お母さん仕事行かないで!お母さん仕事と私どっちが大切なの?と泣き喚きながら聞いた記憶は今もなお残っています。
親の気持ち、子の気持ち。それぞれあると思います。
でも親の都合でポジティブに替えて片付けられる問題ではないなと実感しています。

 

私は母子家庭の為、絶対働かなきゃいけないので2歳のときに途中入園しました。娘も最初はたくさん泣き、たくさん病気を貰って帰って来ることもありましたが3歳なって進級し、入園してすぐですが泣くことも無く進級したお友達と仲良く遊んでます。

最初はごめんね、と何度も謝ってばかりで3歳までは自分で育てたかったと後悔もありましたが今はあの時保育園に入って良かったと思います。
言葉が遅く、歩くのも遅く健診では引っ掛かることが多かった娘が、たくさんのことを学んで来てくれて私はそんな娘を見て私も頑張ろうと思い
中卒ですが、高認の資格を取り、夢だった保育士になろうと今年度から保育補助として働き始めました。保育園で寂しい思いもさせてきたと思いますが娘のおかげでやりたかった仕事を目指そうと思えるようになりました。いつか、大きくなった娘に胸を張ってママはあなたのおかげで保育士になれたんだよって話せるように頑張ろうと思います。

 

パパからの声

私の家庭も共働きで、妻は同じような悩みを抱えていました。お母さんが働くことを肯定し、ポジティブに考えられるとても心強い記事でした。
パパの立場からすると、子どもの近くにいてほしいし、他人に預けるのは不安です。しかし、収入を考えると働いてもらったほうがいいのも分かります。もっと、収入があれば…。と、葛藤し自虐的になることもあります。

 

逆にいえばなぜ専業主夫はそこまで敬遠されねばいけないのだろうと思う。 お父さん(私)はインドアだ。お互いがお互いの特性と好きを組み合わせて協力することがなぜにこうも難しいのだろうと思う。

 

ちょうど今復職を考えているのですが、元々主人は専業主婦でいて欲しいと結婚前から言っていたので、復職の話をした時に猛反対されました。
ですが、子どもの将来を考えるとやはり少しでも安定した所得が欲しいのですが、主人はできる限り子どもと一緒にいてやって欲しいと言います。
なかなか妻が働く事に夫の理解を得られないので悩んでいます。

 

その他の感想

ママが働くというのは、経済面で安心、子どもの将来に影響する可能性があるというのはたしかにその通りだなと思いました。一方で、子どもが保育園にいって頑張ってくれているから私達も働けるという意識が大事だと思っているので常に感謝するように心がけています。今回のコラムは両親側の都合に寄りすぎていてちょっと物足りないと感じました。子どもに寂しい思いや我慢をさせているのは事実なので、それを埋めるようなスキンシップの仕方などが知りたかったです。

 

ピンとくるようで、なんだかモヤモヤしました。メリットもあるがデメリットもある。企業が時短や労働環境を整えてくれても、行政がついてこない。安全な預け先が確保できない。子どもが大きくなったときにこれでよかったんだと思えるように毎日必死です。

 


すでにお仕事をされているママも、これから就職しようとお考えのママも、専業主婦のママもーーー。
それぞれに様々な葛藤を抱え、様々な局面で「選択」をしていることが、お寄せくださったコメントから伝わってきました。
どんなチョイスをすることになっても、すくコムはみなさんそれぞれの「選択」を、応援できる立場でありたいと願っています。

最後に、今回さまざまなご意見をお送りくださったみなさまに感謝いたします。
ご協力、ありがとうございました。


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