お着替えイヤ!帰るのイヤ!食べるのイヤ! 魔の2歳児といわれるイヤイヤ期。
ママ・パパにとっては大変な時期ですよね。「激しいイヤイヤには理由があるの?」「親はどう対応したらいい?」など、みんなで考えます。
専門家: 坂上裕子(青山学院大学教育人間科学部准教授 発達心理学) 倉石哲也(武庫川女子大学教授)
すくすくポイント
先輩ママに聞いた「イヤイヤ期への接し方のヒント」
イヤイヤ期の子どもにどうやって接してきたのか、イヤイヤ期を卒業したお子さんをお持ちの先輩ママたちに、そのヒントを聞いてみました。
トイレにこもる 今思えば、私に余裕がなく、子どもも振り回されて大変だったと思います。私自身が「もうイヤ」となることもあり、そんなときは、トイレにこもってみたりしました。子どもは、驚いて「ママどうしたんだろう」と、かえって落ち着くこともありました。親も冷静になれるし、1人になる時間があってもいいのではないかと思います。 (6歳児と5歳児のママ)
別の話をして気持ちをそらせる 例えば、幼稚園に行くときにイヤイヤされても、行く時間が決まっています。仕方がないので、「自分でやらなくてもいいから、私がやっちゃえ」と、子どもには着替えや歯磨きのことは言わずに、ひらすら全く別の話をして気をそらせて、着替えさせたり、歯磨きさせたりしていました。 (8歳児と5歳児のママ)
年上の子に見本を見せてもらう “ライバル心”をくすぐるとよいかもしれません。例えば、「スプーンはイヤ!手で食べたい」とイヤイヤしたら、お姉ちゃんや年上の子にスプーンを持ってもらって、「お姉ちゃん上手に持っているよ」と言います。すると、持ってくれたりしました。 (3歳児のママ)
子どもの言うことを聞いて少し待つ 「イヤだ」と言うのは、基本的に着替えやご飯など生活面のこと。それに関しては、「やめてもいいよ」と言って放っておくと、少しの時間、子どもが無言になりますが、しばらくすると自分からやってくれます。 (11歳児と5歳児のママ)
先輩のママたちは、いろいろな方法を試しながら、接していました。
みなさんも参考にしてみてください。
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