赤ちゃんが生まれると、成長に応じてあれこれ増えていく「子育てグッズ」。中でも「チャイルドシート」は、産院からの退院時にすぐ必要となることも多く、真っ先に準備を進めるもののひとつですよね。
先日、すくコムで子育てグッズに関するアンケートを行ったところ、チャイルドシート購入に関するエピソードが203件寄せられました。今回はその中から、チャイルドシートを選んだ時のポイント、実際使って便利だったところ、困ったことなど、生の声をたくさんご紹介します。
これから赤ちゃんを迎える準備をしている方も、そろそろ買い替えをお考えの方もぜひ、貴重な先輩方からのリアルな意見を参考にしてみてください!
お目当てのチャイルドシート、どのように情報を得て購入しましたか?
まず、チャイルドシートをどう選んだかという素朴な疑問の答えから。
一番多かったのは、出産前、実際にご自身でお店に出向き、店員さんに様々なチャイルドシートの特徴を説明してもらって判断した、という方。まわりの先輩ママ達に聞いておススメのものを買ったという方や、ネットの口コミで判断したという人もたくさんいらっしゃいました。
赤ちゃん用品のお店で店員さんに相談しながら購入しました。事前にネットで情報は調べましたが、売行きや使いやすさの比較はその場でいろいろ聞いて購入の参考にしました。
インターネットの口コミや商品説明を隅から隅まで読み、実際に現物を見に行き、販売店の方のお話しも聞き、夫婦で決めました。
妊娠中にまわりの先輩ママ達に聞いて、使いやすいと人気だったものをネットショップで購入しました。買ったものはいろんな声を聞いただけあって使いやすく満足しています。
いつ購入しましたか?
購入時期として一番多くあげられていたのは「妊娠中に購入した」という答え。やはり、産院から自宅へ赤ちゃんを連れて戻るときに車に乗せることが決まっている方は、早い段階から購入準備を進めている印象です。
一方でとても多かったのは、購入しただけで満足してしまい、いざ利用するその日まで使い方をきちんと把握できていなかった!というエピソード。車への取り付け方、紐の長さの調節方法など、前もって確認しておくと安心ですね。
2月が予定日で10月に購入、11月〜出産まではまさかの妊娠高血圧症候群のため入院になってしまったので早めに購入しておいて良かったです。
チャイルドシートは、友達が貸してくれるというので、早々に貸してもらいましたが、そのまま部屋のすみっこに…。いざ出産し、退院するという日になって、車に装着しようと思ったら、使い方がわからない!!調べようにも説明書なんてどこにもない!!旦那さんは、次第にイライラし、ついには夫婦喧嘩になりました(泣)。
出産前に購入して入院中に主人につけてもらいましたが、病院から初めて連れて帰るときにベルトの長さの調節がうまくいかずにとても大変な思いをしました。前もって二人で調節の仕方をやってみておくべきだったと反省しています。
新生児期のチャイルドシート、どうしてた?
退院時からすぐに使える新生児対応のチャイルドシート。みなさんのエピソードを読んでいくと、「フルフラットにできるもの」「外してベビーキャリー(コット)としても使えるもの」を好んでチョイスしていることが分かりました。ただ、どちらも新生児に特化している印象が強く、ある程度体が大きくなると買い替える方も多いよう。新生児期から幼児期以降まで長く使えるものをお求めの方は、「新生児期は特に車を利用しない」と割り切ったお考えの人も多い印象でした。
取り外しOK、ベビーキャリー型
チャイルドシートはベビーカーに取り付けられるものを購入。寝ている時もそのまま運ぶことができ、とても便利です。ただ、本体自体がそこそこの重量あるので、大きくなってくると重くて大変。また、成長が早い子は半年ぐらいで窮屈になってきます。我が家は第2子でも使っているので、十分元はとれたかなと思います。
駐車場から自宅まで歩いて5分ほどあったので、車で寝てしまった赤ちゃんを起こさなくてもチャイルドシートごとベビーカーにドッキングできたのでとても便利でした。またバウンサーがわりにもなったので、チャイルドシートをベビーカーからはずしそのまま部屋に入れて寝かせておけるのは本当に便利です。生活スタイルにあわせて、少しでもママの負担が減るものを選ぶのが一番だと思います。
ベッドにもなる、フルフラット型
新生児〜生後半年くらいまでと、それ以降では別人(実際は成長してるだけで、同一の子供ですが)ふにゃふにゃしている新生児期、しっかりしてくる乳幼児期ではその赤ちゃんに求められているシートが違うと思いました。2人目は新生児の子に合うものをレンタルし、それ以降はその子に合ったチャイルドシートをレンタルor購入しようと思いました。レンタルにすれば、その時期の成長に合わせた物を選べるのでいいかなと思いました。
体も小さく、首もすわっていないのでフラットになるものは安心でした。横に座っても顔を常に確認できるのでとてもよかったです。ただ、4歳ころまで使用できるとは記載されていましたが、やはり初めから座るタイプのものと比べると少し小さめで2歳くらいまでしか使用する事はできませんでした。フラットのものは新生児用と思って購入し、歩けるようになってきた頃には買い替えるつもりで購入検討された方がよいと思います。
人気のタイプは「回転型」と「ISOFIX(アイソフィックス)対応型」
具体的にどれを購入したか、というお答えを見てみると「子どもを乗せたり降ろしたりするのが楽」という理由から、回転式のチャイルドシートの人気が高いようです。
また、シートベルトを使わず、安定して車のシートに固定ができるISOFIX対応の製品も多く選ばれていました。「安全性を重要視した結果」というコメントも印象的ですね。
ただ、回転型もISOFIX対応型どちらも、お乗りの車によっては取り付けられないなど色々なお悩みも。自分の車だけに着けておくか、祖父母の車にも乗せかえて使うかなど、自分の生活スタイルに応じて適したものをみなさん工夫して選んでいらっしゃることが伺えます。
回転式を選んだ方の声
回転できるものにしました。別になくてもいい機能だったかなー、もう少し安くてよかったかなー、と思いましたが、いざ産まれて使ってみるとすごく助かってます。車が広い方は回らなくてもいいかもしれませんが、車のスペースが狭い方は、やっぱり回転式がおすすめです。
子どもと一緒に後部座席に座る予定だったので、チャイルドシートが360度回転するものを選びました。下ろすときや、車が停車している間など、回転させて乗り降り、また、下ろす時間がない間などは向かい合って遊んだりできており、とても便利です。
ISOFIX対応型を選んだ方の声
チャイルドシートには、シートベルト式とISO-FIX式の2種類がありますが、やはり子どもの安全が第一と考え、買うなら絶対ISO-FIX式にしようと主人と相談して予め決めていました。ただ、承知してはいましたが、いざ店頭に行ってみるとやはりISO-FIX式は値段の張るものばかり…。ですが、回転の有無やリクライニングは何段階調節かなど、マイカーの仕様とも照らし合わせた上で、必要最低限の条件を満たしたものに決めました。
まず雑誌やネットから情報を得て、ISOFIX対応のものにすることに。回転すること・幌があることを条件に加えて絞り込み、最終的には実際に車に設置させてもらってサイズ感を確認して決めました。
なによりISOFIXは設置も簡単だし、安心して使用できるのでよかったです。
これから購入される方へ。ひとつ譲れないポイントを決めて絞り込むと探しやすくなると思います。可能なら試着もおすすめですよ!
2人目以降のチャイルドシート選び
最後に、2人目以降のチャイルドシートについてのエピソードをまとめます。将来的に複数個チャイルドシートをつける可能性があるかどうか、ということも、頭の片隅に入れておくことをお勧めします(筆者も苦労しました)!
1人目の時には大きさ(特にシートを寝かした状態)は気にならないと思いますが、2人目以降では大きさにより隣に乗れない場合が出てくるので未来計画によってサイズの検討をした方が良いと思います。
買う前にもっと考えとけば良かった点は、チャイルドシートの大きさです。赤ちゃん1人だった時はなんともなかったんですが、兄弟が増え、3人目になった時、チャイルドシートを後部座席に置くと、5人乗りのコンパクトカーだったこともあり、後ろに3人座れませんでした。
いかがだったでしょうか。
なかなか聞けない「先輩たちの生の声」、ぜひ参考にしてみてくださいね。
子どもとの安全なドライブのため、車にもライフスタイルにもぴったりのチャイルドシートが見つかりますように!
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