たくさんの質問にお答えいただいた、よしお兄さんとりさお姉さんのインタビューも今回が最終回です。みなさんから頂いた「よしお兄さん・りさお姉さんに聞いてみたいこと」には、番組に関する質問も多く寄せられました。「おかあさんといっしょ」にまつわるあれこれを、最後にご紹介いたします。
▼インタビュー第1弾
よしお兄さん・りさお姉さん インタビュー【1】
教えて!運動のこと、体のこと
▼インタビュー第2弾
よしお兄さん・りさお姉さん インタビュー【2】
「おまめ戦隊ビビンビ~ン」解説!
▼インタビュー第3弾
よしお兄さん・りさお姉さん インタビュー【3】
得意料理は?好きだった絵本は? みんなの質問に一問一答!
就任14年目のよしお兄さんと7年目のりさお姉さん。今も緊張ってするんでしょうか?
— どんな時に緊張しますか?緊張したらどうしていますか?
よしお兄さん(以下:よ) 今までで一番緊張したのはきっと、はじめてのホールでのコンサートだったと思うんですけど…ずいぶん前でもう全く記憶がないです(笑)。はじめての収録の時は、目の前に子どもたちがいたのであまりカメラを意識せずにいられて、特に緊張はしなかったんですよね。でもホールってすごく「見られてるぞ~!」という感じがするから、緊張したんだろうなとは思います。 今でもコンサートはやはり緊張しますよ。「緊張しないでしょ」って周りからよく言われるんですけど…。
りさお姉さん(以下:り) 緊張してるだなんて、全然わからないですよ(笑)。
よ 一応緊張はするよ~(笑)。でもね、緊張しない方が危険だなっていう気はしているんです。緊張すると「あ、準備ができたな」と思える。自分の中では緊張をポジティブに捉えるようにしているので、緊張していない風に見えるのかなと思っています。
り 思い返してみても、一番最初のコンサートは、ほーーーーーんとうに緊張したなぁ!ずっと足がワナワナ震えていて、終わった瞬間「はあああぁ~!」って声が出ました。 私は、緊張すると「ちゃんと息をしなきゃ」と思って息を吸いすぎちゃう。それで、お腹の方に空気がたまってきて気持ち悪くなるんです。そうなっちゃったら、お腹を手で触って、空気を外に押し出すようにしてますね。あとはすごく口が乾くので、ぎりぎりまで水を口に含んで転がしたりして。緊張で声が裏返らないように気をつけています。
以前、ゆういちろうお兄さん、あつこお姉さんにした質問の、逆バージョンを聞いてみました!ぜひ読み比べてみてください!
— もしも、朝起きたらよしお兄さんはゆういちろうお兄さんに、りさお姉さんはあつこお姉さんに変わっていたら何をしたいですか?
よ とりあえずカラオケに行って歌を歌ってみます!ゆういちろうお兄さんにどんなレパートリーがあるのかわからないですけど(笑)!
り ほぼ同じだなー(笑)!カラオケか、誰もいない河川敷とかで、歌ってみたい。歌ったことのないジャンル、例えばオペラとかを歌ってみたいです!「声こんなに出るんだ~」ってびっくりしたい。河川敷を通る自転車の人が驚いて振り向いちゃうかも(笑)!
ゆういちろうお兄さん・あつこお姉さん インタビュー【2】
子ども時代は?お休みの日は? みんなの質問に一問一答!
— 1日だけ歌のお兄さん、お姉さんになれるとしたら何の歌を歌いたいですか?
よ 坂田おさむさんの歌で「春の風」ですね。すごくふわーっとした優しい曲で、好きなんです。
り 「だんご3兄弟」です!私自身が3姉妹なんですよ(笑)。小さい頃、3兄弟…じゃなくて、「だんご3姉妹」そろって大合唱していた思い出の歌です。歌ってみたいな~!
— 今までで一番印象に残っている(思い出深い)衣装は何ですか?
よ 数々、あるんですけどねぇ。そのスタートになったのがこれなのかなと思う衣装が…「電信柱」! まさに初年度の最初の方にやった歌なんですけど。これのおかげでその後いろんなことができるようになった、っていう思い出の曲ですね(笑)。もう、なんでも着こなす自信があります(笑)!
り 私はパンですね~。あれが人生初のかぶりものでした。VTRとして撮影した「月の歌」の一番最初の曲だったということもあって、やっぱり忘れられないです!
変顔についての質問も、本当にたくさんいただきました!
— 変顔のコツってありますか?レパートリーはどれぐらいありますか?鏡の前で練習したりしますか?
よ レパートリーは無数に(笑)!変顔の練習は昔からやっていたんですよ。思い返せば中学生くらいの時から、歯を磨いているときに、鏡に映る、映らない、映る、映らない…と顔を移動させて遊んでいて。そのたびに毎回違う変顔を繰り出してました(笑)。練習というより、趣味でしたかね!変顔もトレーニングを欠かしませんでした(笑)。
り 私は「おかあさんといっしょ」に出るようになってから練習しました。抵抗がありすぎて「変顔できません!」って最初は言っていたんです。でもいざ番組が始まったら「私以外の方、全員変顔やってらっしゃる…!」と気づいて、あせって鏡の前で練習しはじめました。 最初は、完成した変顔を妹たちに見せて「これはお姉さん的にあり?なし?」って聞いて「あり」って言われたものだけをやっていたんですよ。でも、なんか、年数が経つにつれてどんどんタガが外れてきてしまって(笑)。どんな顔でもできるようになっちゃいましたね!
— 2才の娘とテレビを見ながら一緒に踊ろうと誘っても、恥ずかしがってやってくれません。一緒に体を動かして遊びたいのですが、誘うコツはありますか。
よ うーん、これは難しいですよね! これって、普段の収録で、お母さん・お父さんからなかなか離れられない子への接し方とも似ていると思うんです。そんな時には、あまり「やろうよ」ということは言わずに、その子が今何を思っているのかを聞くようにしています。「これどう思う?」とか「この遊びどう?」とか。 それから、やっぱり自分が楽しんでいないといけないと思うので、子どもは少し放っておいてもいいから、自分が踊り続けること。そして、こっちに注意を惹くようにするかな。普段の収録でも、「子どもの気持ちに寄りそう」「自分が楽しむところを見せる」その2つの方向からアプローチをしていますね。
り 私もよしお兄さんと同じ。やはり無理強いはしないです。無理やり誘うよりも、お母さんやお父さん自身が楽しく踊っていたら「あっ、お母さん楽しそう!やってみようかな?」って思うんじゃないかな。 私の母は昔から、いつも一人で楽しそうに歌って踊っていている人で。私も子どもの頃、それを見ていたらやってみたくなって、一緒になってノリノリで踊っていた思い出がありますね。そうやって育ってきたからこそ、今の私があるのかなって思っていたりもします。
(2018年3月19日取材)
お母さんやお父さんにも、歌って踊って「おかあさんといっしょ」を一緒に楽しんでほしい。それがきっと、子どもの「好き」を広げていくことにもなるんだよーーー。
よしお兄さんと、りさお姉さんの、温かいメッセージが印象的なインタビューとなりました。
最後に、今回の企画のために、ご紹介しきれないほどたくさんの質問を送ってくださったみなさまに、心から感謝いたします。ご協力、ありがとうございました!
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