毎年、年末に放送している「すくすくアイデア大賞」をご存じですか?
全国から子育てに役立ついろんなアイデアを募集して、「これは役立つ」「すぐにマネしたい」というアイデアを紹介しています。
そんなアイデアの中から、厳選した大賞作品をご覧いただきます!
さらに、大賞を受賞したご家族の「今」も取材してきました。
イヤイヤ写真館
~ 子どものイヤイヤが一瞬でおさまるアイデア ~
(東京都 高村晶子さん/2016年放送 第10回大賞作品)
子どもが2歳のころ、イヤイヤ期に悩んでいたママ。
そこで考えたのが、このアイデア。
<どんなアイデア?>
子どもがイヤイヤを始めたら写真を撮る。たったこれだけ。
写真を撮られた子どもは、写真に興味が移って、イヤイヤがおさまります。
さらに、撮影した写真を「イヤイヤ写真館」として1冊の本にまとめます。
道端で「だっこして!」とダダをこねたとき、スーパーで欲しいものの前で座り込んだとき、親戚とバイバイしたくないと動かなくなったときなど、いろいろな写真があります。
イヤイヤしている子どもの気持ちを切り替えられて、思い出にも残るアイデアなんです。
わんわんのお散歩
~ 歩きたがらない子どもが自ら歩きたくなるアイデア ~
(長野県 今井貞昭さん/2012年放送 第6回大賞作品)
ご近所さんが犬の散歩をしているところをじっと見つめていたお孫さんに、何かしてあげられないかと思ったおじいちゃん。
孫にも犬の散歩をさせてあげたいと考えたのが、このアイデア。
<どんなアイデア?>
まず、丸太を15cmぐらいの長さに切って、ハテナ型のフックを差し込みます。
フックのハテナ型のところをペンチなどで丸めて閉じて、本物のリードをつければ、お手製の「わんわん」の完成です。
いっぱい作ったらみんなで楽しくお散歩できますよ。
歩くとすぐにだっこをせがんでいたお孫さんも、「わんわん」のおかげでたくさん歩けるようになったそうです。
<今井おじいちゃんの今>
アイデア大賞受賞から6年、おじいちゃんは“今”どうしているのでしょうか?
お話を伺ってきました。
今はお孫さんの伊織くんも小学校3年生になり、おじいちゃんも70歳になったそうです。 ― おじいちゃんが「わんわん」を作ってくれたとき、どう思った? 伊織くん 犬やペットをずっと飼いたかったのでうれしかったです。 今井さん 2~3年は「わんわん」で遊んでいたようです。そのかいがあってか、今、学校まで3キロの道のりを元気に歩いて通っているそうです。 ― 大賞を受賞して反響はありましたか? 今井さん いろいろな人から作ってとお願いされて、40個ぐらいは作りましたよ。 ― 最後にメッセージをお願いします。 今井さん 全国のおじいちゃん・おばあちゃん。昔のおもちゃなどを作ってあげたら、お孫さんとの距離もさらに縮むと思いますので、考えてみてください!
みなさんもアイデアを考えて、子育てを楽しみましょう!
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- (水)厳選!子育てアイデア大賞(3)
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