赤ちゃんの耳が聞こえにくいことに気がつかないままだと、ことばやコミュニケーションの発達に影響が出ることも。でも、聞こえにくいかどうかわかりにくいですよね。
そこで、ちゃんと聞こえているのか、“聞こえ”のチェック法を覚えておきましょう。
0歳からのチェック
0歳のころは、おもちゃや電話などの音、名前を呼んだときなど、反応があるか気にしてみましょう。
聞こえの左右差チェック
片耳が聞こえにくい場合は、気づくのが遅くなりがちです。
赤ちゃんの片側から、風や振動を起こさないように音を出してみましょう。
反対側も試して、左右で違いがあるか確認します。
おすわりするころからやってみましょう。
ささやき声でチェック
小さい音が聞こえにくい場合は、見落とされがちです。
そんなときは、ささやき声でチェックしましょう。
のどに手を当てて、ふつうに声を出すと、のどが震えていることがわかります。
ささやき声を出したときは、のどが震えません。
この声で、子どもが聞こえているか確認します。
チェックするときは、気づかれないように後ろに行き、名前をささやきます。
1歳半ごろまでに、聞こえているかのチェックを一度やってみましょう。
クイズ感覚でチェック
3歳くらいからは、絵を使ってチェックしてみましょう。
まず、絵の描かれたシートを準備します。
そして、1メートルくらい離れて向かい合って「絵の名前を言うから、指さしてね」と言って、絵のあてっこをします。全部の絵を指せるようになったら、口元が見えないように手で隠して、ささやき声で言ってみます。1回だけ言うのがポイントです。
この検査は、3歳児健診などで行うこともありますが、絵本やカルタをささやき声で読んで、クイズ感覚でやってみるのもいいですね。
聞こえにくいサイン
名前を呼んでも反応しなかったり、テレビに近づいたり、音量を上げ過ぎたりするときは、子どもが聞こえにくいサインかもしれません。ふだんのしぐさや遊びの中で、子どもの音への反応を気にかけてみましょう。
聞こえづらい場合、早めに対応することが大事です。
遊びながら、聞こえのチェックをしてみましょう。
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