親子で楽しく水泳遊び(2)呼吸方法

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2019/01/29

出典:まいにちスクスク[放送日]2019/01/29[再放送]2019/02/05

子どもの習いごととして人気の高い水泳。
そろそろ、プールデビューを考えているパパママも多いのでは?
でも、水を嫌がったり、怖がったりする子どもも少なくありません。
そんなときこそ親の出番です。親子で楽しく水泳遊びをしてみましょう。
今回のテーマは「呼吸方法」です。

講師:高橋雄介(中央大学理工学部教授 水泳部監督)
呼吸がうまくできないことが、泳げない原因となっている場合があります。呼吸ができれば、水泳は簡単、気持ちいい、楽しいとなりますよ。

ふだん私たちは、鼻や口から息を吸っていますが、水中で鼻から息を吸ってしまうと、とても痛い思いをします。
まずは、そうならないための呼吸法を、身につけましょう。

「パー・ハー・ウン」の呼吸法

呼吸の基本形となる「パー・ハー・ウン」の呼吸法を覚えましょう。

<呼吸のやり方>

まず「パー」で、口から息を吐きます。

つづいて「ハー」で口から息を吸います。
必ず口から吸いましょう。

そして「ウン」で息を止めます。

「水中では、ぶくぶくと息を吐きましょう」と教わったこともあると思いますが、それは泳げる人の呼吸法です。
まだ泳げない子どもは、鼻などが痛くならないように、「パー・ハー・ウン」呼吸法をはじめに身につけましょう。

「パー・ハー・ウン」の練習

「パー・ハー・ウン」の呼吸法を、ティッシュを使って練習してみましょう。

ティッシュを顔の前にたらして、呼吸法をやってみます。
「パー」と口で吐き、「ハー」と息を吸い、「ウン」で止めます。

子どもが口呼吸しやすいように、そっと鼻をつまんであげてください。

「パー」で息を吐くことが難しい場合は、「フー」で吹くように息を吐きましょう。
口呼吸であればいいので、子どものやりやすい方法を見つけてあげてくださいね。

水に顔をつけてみよう!

いよいよ、水に顔をつけてみます。
目を守るために、ゴーグルを必ず着用するようにしましょう。

<呼吸練習 宝探し>

水に顔をつける呼吸を練習するために「宝探し」をやってみましょう。

用意するのは、カラフルなアクリルストーンとお皿を2枚です。

やり方は簡単です。
「パー・ハー・ウン」で息を止めて、水に顔をつけます。
そして、ストーンをお皿からお皿へ移していきます。
子どもは夢中になってしまうので、息が苦しくなったら顔をあげるように、親がしっかり見守ってくださいね。

アクリルストーンがなくても、水中でパッと指を出して、指の数のあてっこをするのも楽しいですよ。


水泳の大事なステップの呼吸方法を、親子で楽しく練習しましょうね。


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