【山根良顕のパパ修業】笑顔写真の撮り方
「山根良顕のパパ修業」は、新米パパの山根良顕さんが、良きパパになるための方法を学んでいくコーナーです。子育てにお悩みのパパ、ぜひ参考にしてみてください!
今回のテーマは、“笑顔写真の撮り方”。
子どもにじっとしてもらって、笑顔で写真を撮るのは難しいですよね。
うまく撮れるようになると、年賀状の写真や、いろいろな楽しい思い出の写真ができますよ。
教えてくれるのは、写真家の“えがお先生”です。
どうすれば子どもたちのいい笑顔の写真が撮れるのかを研究して、全国で講演なども行っているんです。
今回、被写体として1歳9か月から6歳までの子どもたちに集まってもらいました。
でも、ふだんとは違う環境で、みんなかなり緊張しています。
本当に笑顔になるのでしょうか?
カメラの準備
カメラは、普通のデジタルカメラを使います。
ご家庭で撮る場合は、スマホでもOKです。
カメラの知識がなくても大丈夫ですよ。
ポイント① 撮るときの表情
ママがお子さんを撮影しているところを見ていると、黙って、眉間にしわがよって、怖い表情になってしまっている方もいます。それだと、撮られている子どもに威圧感を与えてしまいます。
まずは、撮る人が笑顔になることが大切なんです。
<“息つぎスマイル”で撮影してみよう>
笑顔を撮影するための“息つぎスマイル”という方法があります。
みなさんもやってみましょう。
まず、カメラを構えて、液晶画面で画角を決めます。
そして、水中から顔を出し息つぎすようにして、笑顔で顔を上げて、シャッターを切ります。
子どもの笑顔を引き出すためには、シャッターを押すとき、画面を見るよりも笑顔を見せることが大切です。写真がぶれちゃうかもしれませんが、何度か挑戦してみましょう。
笑顔を見せることによって、笑いたくなっちゃうお子さんが続出しますよ。
山根さんも練習してみました。
笑顔というより変顔ですね!
でも、子どもを笑顔にさせるには、もちろん変顔も効果的ですよ。
さっそく、子どもたちを撮ってみましょう。
自然な笑顔で、とってもいい表情の写真になりましたね!
ポイント② シャッターを押すときの声かけ
みなさんは、写真を撮るとき、どんな声かけをしていますか。
実は、「はい、チーズ」はNGワード。「はい、チーズ」と言ってしまうと、子どもたちは構えて固くなってしまい、いい笑顔を引き出せないんです。
「はい、チーズ」にかわる声かけを紹介しますね。
<だるまさんが転んだ>
まずは「だるまさんが転んだ」!
子どもたちと遊びながら、撮っちゃいましょう。
声かけを変えて、ゲームをしながら撮るだけで、躍動感がある、笑顔の写真が撮れちゃうんです。
山根さんもさっそく挑戦して、こんな写真が撮れましたよ。
<いない、いない、ばぁ>
もう1つの声かけは「いない、いない、ばあ」。
「いない~」のとき、カメラで顔を隠して、「ばぁ」で顔を上げましょう。
さらに、カーテンなど、道具を使うのもおすすめです。
子どもたちにカーテンで隠れてもらって、「ばぁ」で出てくるところを撮ると、こんなに生き生きとした写真になるんです。
ポイント③ 集合写真の撮り方
集合写真は、動きをつけることによって、簡単に笑顔の写真を撮ることができますよ。
まずは、集合写真を撮るメンバーを両サイドに分けます。
そして、集合する真ん中の場所を決めます。
「よーい、スタート!」の声かけで、真ん中の指定場所に走って集合してもらい、そこで写真を撮ります。
すると、動きや一体感が出て、こんな写真が撮れちゃうんです。
山根さんもさっそく挑戦してみました。
立ち止まって撮るより、楽しそうな表情になりますね。
「よーい、スタート!」ではなく、カウントダウンをしても盛り上がりますよ。
ちょっとした工夫で、みんなで楽しんで写真を撮ることによって、家族の絆も深まります。
みなさんも、家族で一緒に楽しみながら、いい笑顔を撮影してくださいね。
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