お子さんの乳歯が生え出す時期はそれぞれ個人差はあるものの、かわいい乳歯が生え出す頃に「歯磨き」のスタートを切る方が多いようです。
すくコムでは先日、「子どもの歯みがきについてのアンケート」を行い、2329人の方に回答をいただきました。
アンケート実施期間:2017年10月10日(火)~10月26日(木) 対象年齢:0歳~3歳までのお子さんを持つ保護者 回答数:2329人
0~3歳、自分で歯みがきしているの?
2017年10月に行ったアンケート結果によると、全体の約9割が乳児期に自分で歯ブラシを使うことがよくある、または持たせたことがあるいう結果でした。
お子さまが自分でハブラシを使用することは?
4人に1人が歯みがき中に「ヒヤッ」とする体験
「子どもがハブラシに興味を持ったので、歯みがきの習慣になるかと思って持たせている」など、多くの方が小さなお子さんにひとりで歯みがきをさせていることがわかりました。しかし、子どもがひとりで歯みがきをする場合には、ハブラシでのどを突いてしまうなどのリスクもあります。
アンケートでも「今までお子さまが歯みがき中にハブラシで喉を突く等危険な場面がある?」という回答に関して、全体の25%(575人)が遭遇したことがあるという結果でした。4人に1人が子どものハブラシの使い方で危ない様子を目にしていることになります。
実際にママたちが「ヒヤッ」としたシーンは、
- 口にくわえたまま歩き回るので、転んでのどをつきそうになった。何度声をかけても歩いてしまいます。
- ハブラシをくわえたまま走り回り、こけました。顔を横に向けてこけたから良かったものの、そのまま床に顔を打っていたらハブラシがのどに刺さったのでは、と血の気が引きました。
- 歯ブラシをくわえたまま暴れまわるので、いつもヒヤヒヤする。1回軽くだがのどを突いた事があった。
- 目を離した隙に歯ブラシをくわえたまま歩き回っていて、床に落ちていたおもちゃを踏んでバランスを崩してヒヤッとした。
- 座って歯みがきをしていたが、歯ブラシをくわえたまま前かがみになった時にのどをつきそうになった。
など、主に歯みがきをしている最中の「歩きながら」や、「くわえたまま」の状態で急に動いたりバランスをくずしたりするため、ハブラシがのどの奥に入ってしまうというケースが多いようです。大人が注意していても、子どもは予想外の動きをすることもありますよね。
消費者庁によると、3歳男子が歯ブラシを加えて転倒した後、歯ブラシをのどに突き刺し、入院した事例もあります。6歳以下の歯みがき中ののど突き事故のうち、約9割が3歳以下であることから、消費者庁では、小さなお子さんが歯みがきを使って事故を起こさないように情報を発信していますが、アンケートの結果、「消費者庁が子どもの歯みがき中ののど突き事故に注意を促していることを、その内容まで知っている」と答えた方は、35%に留まりました。
消費者庁が、子どもの歯みがき中ののどつき事故に注意を促していることを知っている?
喉突き防止カバー付きハブラシを知っていますか?
喉突き防止カバーがついたハブラシを使用している、または使用したことはある?
消費者庁は、持ち手にプレートがついているなど、のどの奥に入りにくいような形状になっている“喉突き防止カバー付き”ハブラシを推奨していますが、そのことを知っていると答えた方は22%、また、実際にそういったハブラシを現在使っていると答えた方はさらに少なく14%という結果でした。
今回0~3歳を対象としたアンケートでしたが、ヒヤッとするエピソードも3歳未満だからこそのシーンが多く、小さいお子さんにじっと座って歯みがきをさせるというのは、到底ムリ!というのが現状かもしれません。
そんなとき“喉突き防止カバー”付きのハブラシは、子どもの歯みがき時間に「ヒヤッ」と感じることを減らすことに繋がります。
花王「クリアクリーンキッズ」の歯ブラシは0~3歳の乳幼児向けの成長に合わせた、使いやすい形になっていて、中でもトレーニング用は、”のどつき防止安全カバー”がついているので、子どもの自分でやりたい!という意見を尊重しながら、安全な歯みがき習慣を身につけられそうです。