「この絵本はパパ担当!」
みなさんのお家には、そんな絵本がありますか?
今回はパパが読むと盛り上がりそうな作品を選びました。物語に入り込んで、はたまた少年の気持ちに戻って、絵本の世界をたっぷり味わってください。
「しゃ〜ないな」と言っても、おとうちゃんは遊ぶのだ!
木陰でゴロンと昼寝するゴリラのおとうちゃんに、「あそんで〜や」とじゃれつく子ども。「しゃ〜ないな」と、おとうちゃん。
パパなら思わず「わかるなあ…」と唸ってしまいそうな、そんなシーンから始まるのは、赤ちゃん絵本でおなじみ三浦太郎さんの最新作『ゴリラのおとうちゃん』。パパ作家ならではのまなざしで、何気ない子どもとのひとときを可愛らしいゴリラの親子で描いています。
おとうちゃんが子どもにしてあげるダイナミックな遊びの技は、絵本を閉じた後にぜひ、お子さんと再現してみてください。(はしゃぎすぎてケガをしないように注意!)
『ゴリラのおとうちゃん』
作:三浦 太郎
出版社:こぐま社
(あらすじ)
お昼寝中のゴリラのおとうちゃんのもとに、かわいいゴリラの子がやってきて「なあ おとうちゃん、あそんで~や」。ひこうき、バイク、スカイツリーは知らないので通天閣! からだを使ったおとうちゃんのダイナミックな遊びが、次々くり広げられます。
すべてのラーメン好きパパに贈りたい絵本
出張先でご当地ラーメンを食べるのが楽しみ、なんてパパはいませんか?
数あるラーメン絵本のなかでも、ラーメン好きのパパたちの心をつかむのが『じごくのラーメンや』。わが家のパパも子どもに読みながら、「どんだけ辛いんだ?」「食べてみたい…」とつぶやいていました。
読み進めればきっと、激辛“ちのいけ”ラーメンが気になってしょうがなくなるはず。表情豊かでユーモラス、つい隅から隅まで見てしまう楽しい絵にもご注目ください。
★ こちらの絵本は【全ぺーじためしよみ】ができます ★
『じごくのラーメンや』
作:苅田 澄子
絵:西村 繁男
出版社:教育画劇
(あらすじ)
じごくのえんま様が作ったラーメン屋。激辛“ちのいけ”ラーメンをぜんぶ食べたら天国に行けると聞きつけた人でお店は大行列。ついには天国からもお客がやってきた。さて、ぜんぶ食べられる人が現れるのでしょうか…?!
おしりおしり隊の一員になったつもりで…!
ぜひパパの領域として極めてもらいたいのが、「おしり」分野の絵本。パパが読むと、断然盛り上がります。
『おしりをしりたい』は、ほのぼのとしたおしり絵本とはひと味違う、おかしくも真面目におしりを掘り下げた絵本。「そもそも、どこからどこまでがおしりだ?」なんて、ちょっぴり理屈っぽく考えるところが、パパのツボに入りそうです。
いろんなおしりが、ずらりと並んだページは圧巻。この絵本をきっかけに、お子さんとのお風呂タイムが、おしりネタで盛り上がるかも!
★ こちらの絵本は【全ぺーじためしよみ】ができます ★
『おしりをしりたい』
作:鈴木 のりたけ
出版社:小学館
(あらすじ)
仲良し三人組で結成された「おしりおしり隊」のねらいは、おしりのことをもっと知ること。子どもたちの大好きなおしりを、ユーモアいっぱいにひもときます。
戸惑いながら手探りで、パパになっていく
『おまえうまそうだな』は、おやすみなさいの読み聞かせにおすすめです。
「おまえ うまそうだな」と言ったばかりに、アンキロサウルスの赤ちゃんを育てることになったティラノサウルス。「おとうさんみたいになりたい」とまっすぐに信頼するアンキロサウルスに戸惑いながらも、からだを張って子どもを守り、心からしんぱいする……
ティラノサウルスが手探りでパパになっていく姿と、クライマックスの切なさに、パパの目頭も熱くなることでしょう。小さな手をにぎって、眠りたくなる1冊です。
『おまえうまそうだな』
作・絵:宮西 達也
出版社:ポプラ社
(あらすじ)
たまごから生まれたアンキロサウルスの赤ちゃんのまえに、ティラノサウルスがあらわれた。「ガオー! おまえうまそうだな」と近づいていくと……
ふだんは忙しくて、なかなか子どもと触れ合う時間をもてないパパもいますよね。絵本はほんのわずかな時間で、子どもといっしょに豊かな世界を共有できる、素晴らしいツールでもあります。パパお気に入りの1冊を、ぜひ見つけてくださいね!
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