山根良顕のパパ修業(1)絵本の読み方
育児をするパパ、増えてきましたよね。でも、さまざまな育児方法を身につけるのは大変です。
そこで! 新米パパの山根良顕さんが「すくすく子育て」の中で専門家の先生に教えていただいた育児方法をご紹介します。
講師:井桁容子(東京家政大学ナースリールーム・主任保育士) 保育士として、いつも子どもたちと接している。
今回のテーマは“絵本の読み方”。
まずは、山根さんがふだんどのように絵本を読んでいるかチェックしてもらいました。
すると、“この人がしゃべっている”などをわからせようと、絵を指さしながら読んでいるところが気になったそうです。
お話をしながら絵を指さすことは、少し控えめのほうがよいと思います。指さしなどで説明的になると、絵本を楽しむというより、お話をわからせることが目的になってしまいます。 絵本は広く言えば芸術です。子どもが自由に絵本を感じとれるよう、あまり説明的にならない方がよいと思います。 (井桁容子さん)
絵本を読むときのポイント
タイトル・作者をきちんと読む
「どんな物語なんだろう」と想像させるために、読み始めはタイトルと作者名をきちんと読みましょう。
優しい声でメリハリをつける せりふ部分は色合いをつける
子どもが物語に引きこまれるように、優しい声でメリハリをつけて、ゆっくり読みましょう。せりふ部分は少し色合いをつけるといいですね。
質問がきたら丁寧にこたえてあげる
子どもから質問がきたら、丁寧にこたえてあげてから続きを読みましょう。
最後は「おしまい」とゆっくり閉じる
読み終わったら「おしまい」と余韻を残して、絵本を閉じましょう。
絵本を読んでみよう
さっそく、井桁さんに教わったことを子どもたちに実践してみました。
今回絵本を読み聞かせたのは、1歳6か月の男の子。
教わった通りに読んでいるはずですが、ちょっと集中してくれません…
そこで、絵本の「ゴシゴシシュシュ」といったことばに合わせて体を動かしてみると、なんと絵本に集中してくれるように!
子どもが絵本に入りこめていないなと思いましたが、いいタイミングで山根さんが体を動かしたことがよかったですね。 (井桁容子さん)
みなさんも、参考にして頑張ってみてください!
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