「保育の現場から知る『子どもの気持ち』」の収録では、どんなことを感じましたか?
私、「ダメダメ」ばかり言っているなあと思いました。
自分のなかでは子ども主体で考えていたつもりでも、実際できていなかったなあ、と。特にわが子だと難しい。
子どもの話を聞く前にまず、「なんでそんなことしたの!!」って、怒るところから入ってしまうんですよね。
番組中にあったように、たとえば子どもが自分で髪の毛を切ってみたりしたら・・・
「髪の毛?! 何で?! 切らないで!!!!」って、すぐ言ってしまいますよ、確実に(笑)。
でも柴田先生のお話を聞いて、それは少し違うのかもしれない、とも思いました。
大人が髪の毛を切るところを、子どもは真似しているんだよと仰っていましたね。
たしかに、ママやパパが携帯で“もしもし”するところを真似しても、それは怒られなかった。それなのに、髪の毛を切る真似は怒られる。
「なんで? おかしいやん」と、子どもは思いますよね。
子どもの気持ちを見守る大切さ。わかっていてもなかなか難しいですね。
たとえばご飯を食べるとき、「ひじついて食べたらあかん」「お茶碗持ち上げなさい」「手間かけて作ったのに、何で食べないの?」など、子どもを注意することばかりに目を向けていたように思うんです。
注意が必要なときもあるけれど、その前にもっと「ごはん、おいしいね」とか「これ、あんまりおいしないね」とか、そんなことが大事なんですよね。
先生のお話を聞き、少しずつ、小さなことから心がけてみようと思いました。
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すくコム編集部が「すくすく子育て」番組収録におじゃまして、子育てのいろんなお話をうかがいます。同じママたちということで盛り上がり、涙あり笑いあり。次回もどうぞお楽しみに!
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