拾い始めると夢中になってしまう"どんぐり"。 どんぐりを拾うのも楽しいですが、集めたどんぐりで遊んだり工作するのも盛り上がります。 でも、どんぐりはどこで見つけられるのでしょうか? 持ち帰ったどんぐりから虫が出てきたという話も聞きますが、そうならないためにはどうしたらよいのでしょう。 今回はどんぐり遊びのアイデアと併せて、どんぐりの見つけ方と保存方法をご紹介します。
どんぐり拾って、どんぐりアート!
お子さんと一緒に、いろいろな大きさのどんぐりを拾い集めてください。松ぼっくりなんかがあったら、それもいいですね。
拾ったその場でお絵かきすると・・・
持ち帰って接着剤でくっつけて絵を描いたり、オーナメントを作ったりすると・・・
拾ったその場で、並べても・・・
これなら、お子さんと一緒に楽しめますよね?
代表的などんぐりの種類
どんぐりって、細長い形やぷっくりとした形などいろいろな形がありますよね。あれは、木の種類によって形が違うんですよ。
ちょっと細身の形のどんぐりが「コナラ」や「ミズナラ」。
同じ細身でも、帽子(正式名称は殻斗(かくと)といいます)がふさふさなのが「カシワ」。これらは、毎年どんぐりができるんです。
そして、ぷっくりした球形に近い形のものが、「クヌギ」。こちらはどんぐりができるのに2年かかるんだそうですよ♪
こんなひとネタで、お子さんとのコミュニケーションも盛り上がるのではないでしょうか?
どんな木を目指して行けばどんぐりはみつかる?
どんぐりができる木はいくつかありますが、代表的なのは「クヌギ」や「コナラ」。
大きな公園などで、下記の写真のような、少しゴツゴツした幹で、葉が細長い木を目指してみてください。写真のように、木の下にはたくさんのどんぐりが落ちていると思います。
ちなみに、「クヌギ」や「コナラ」、夏にはカブトムシやクワガタが樹液を吸いにやってくる木なので、それも覚えておくといいかも知れませんね。
どんぐり工作のポイント
どんぐりは、「家に持ち帰ってから虫が出てきた」なんてこともありますよね?
持ち帰る前に、どんぐりをよく見て「穴があいているもの」を選別してください。
「穴があいている」どんぐりは、ゾウムシなどの幼虫がいる可能性が大きいのです。
また、穴をあけるなどの加工をしない場合は、工作前に、「30分くらいゆでる」、ビニール袋などに入れて「冷凍庫で1~2日冷凍する」などの処理をしてから、十分に乾燥させると安心ですよ。
親子でどんぐり拾いを楽しんで、秋の思い出作りをしましょう♪
※情報提供
「どんぐり・落ち葉・まつぼっくり 製作BOOK」
竹井史 著 ひかりのくに株式会社発行
※上記作品の写真は、「どんぐり・落ち葉・まつぼっくり 製作BOOK」に掲載されている作品ではありませんが、制作対象年齢に応じたどんぐりアートが約100ページにわたり紹介されています。あらかじめご了承ください。
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