必要?どう付き合う?「ママ友」関係のお悩み相談室
子育ての中で、ママ友とは良好な関係を築きたいもの。 とはいえ、赤ちゃん・子どもが同じ月齢年齢でもママの世代はバラバラ、家庭環境も異なるからママ友との付き合い方は難しいですよね。 NHK・Eテレの育児情報番組「すくすく子育て」に寄せられたママ友関係のよくあるお悩みを5つ紹介します。 専門家の心強いアドバイスも必見です。
【1】ママ友って必要?
ママ友をつくろうと思っても、相手がどんな人かわからないし、うまくつき合えるかもわからない。
いろいろ考えると面倒になって、ひとりでもいいやと思ってしまう。
ママ友って必要でしょうか。
ママ友は、好みで選ぶ友だちとは別のもの。期待しすぎず適度な距離感が大切
相手に期待しすぎず、少し距離感をもって接してみてください。
またママ友はたくさんいる必要はありません。
心を許せる人がひとりいればいいと思えば、気持ちが楽になりますね。
【2】ママ友の作り方は?
児童館や子育てサークルに行っているのに、なかなか仲のいいママ友ができません。
ママ友は、子どものためではなく「ママのためのお友達」と割り切って。
「ママ友を作らなきゃ」とあせっている人は、「子どもの友達を作ってあげなきゃ」と構えて力が入ってしまっているのではないでしょうか。
ママ友は「ママのためのお友達」と割り切って、子どもの友達は、子どもが成長とともに自分で作っていくものだと思えば、気が楽になりますよ。
【3】子ども同士のトラブルをどう伝える?
息子が公園で遊んでいた時、お友達に叩かれたのですが、その子のママは他のママと話していて気づいていませんでした。
その子がしたことを伝えたかったのですが、悪口のように聞こえるかと心配で何も言えませんでした。
こんなトラブルの対処法は?
我慢することはないけれど、トラブルを大きくしないように気を付けて。
叩いたり叩かれたりということは、子どもの世界ではよくあることなので、ママ友との間で、事前に「お互い様」という話し合いをしておくのがベストです。 しかし、初めての時や、相手のママが気付いていなかった場合は、まず叩かれた方の子に「叩かれて痛かったね」とケアをしてあげてください。 そして、叩いた方の子は何か理由があって叩いたはずなので、「どうして叩いたのかな?」「叩かない方がいいよ」と言ってあげましょう。 それから、相手の子のママに、「こういうことがあって、こういうふうに注意させてもらったんだけど、よかったかしら?」と伝えると、角が立たなくていいと思います。
【4】ママ友とうまくつきあうコツは?
私は年が若く、ママ友はかなり年上の人が多いので、敬語の使い方や、どんな話をすればいいかなど、付き合い方が難しいです。
ママ友に年齢は関係ありません。敬語は親しくなると消えていくので気にしなくても大丈夫。
敬語は上下関係ではなく、人間関係をうまく動かすための潤滑油のようなもの。 年齢に関係なく、あまり親しくない人に、いきなりタメ口で話されるのは嫌ですよね。 親しくなって人間関係を築くうちに、だんだんと敬語でなくなっていくものなので、気にしなくてもいいでしょう。
【5】若いママと、どうつきあう?
去年38歳で出産し、ママ友と子育てサークルを立ち上げました。
サークルには世代の違う若いママも多く、敬語で話されたりして、気を遣わせているかなと感じる場面もあります。
若いママとどうつきあっていけばいいんでしょう?
若いママの期待に胸をはってこたえる
若いママが敬語で話しかけるのは、年上ママの経験の豊かさに対する敬意のあらわれ。 その期待にこたえるように、「なんでも聞いてちょうだい!」と堂々と受け止めたらいいと思います。 無理に若いママに合わせる必要はありません。
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