講師:栗原心平(料理家) 料理ビギナーのパパでも大丈夫! 子どものお弁当作りに挑戦してみよう!
今回は、作り置きでできる、本格的なお弁当です。
作り置きの王様、子どもも一番よろこぶ、ハンバーグを作ってみましょう。
作り置きで、時間を短縮することもできますよ。
<作り置き本格ハンバーグ弁当>
作り置き本格ハンバーグ
まずは、作り置きしておくハンバーグを作ります。
最初は少し手間がかかりますが、作り置きにすれば、3回分のお弁当になります。
<材料(作りやすい分量)>
合いびき肉 250g
たまねぎ(みじん切り) 1個分(260g)
バター 10g
パン粉・牛乳 各大さじ2
塩 小さじ1/2
ナツメグ 小さじ1/2
黒こしょう 適量
<作り方>
たまねぎをみじん切りにして、バターでじっくり炒めます。
最初は強火、色がついてきたら中弱火で炒めましょう。
あめ色になって、量も減るぐらいまで炒めます。
たまねぎをしっかり冷まして、ほかの材料(合いびき肉・パン粉・牛乳・塩・ナツメグ・黒こしょう)と合わせて、よく混ぜます。
お弁当に合わせた大きさで丸めます。
手の平にたたきつけるような感じで、空気を抜きましょう。
1つずつラップでしっかり包んで、冷凍します。
これで、作り置きハンバーグのできあがり。
冷凍しておけば、パパ自慢のハンバーグが手軽に作れますよ。
れんこんとにんじんのケチャップ煮
続いて、れんこんとにんじんのケチャップ煮を作ります。これは、ハンバーグのソースにもなります。
ハンバーグを作り置きにしておけば、朝のお弁当作りはここからになります。
<材料(作りやすい分量)>
れんこん 150g
にんじん 100g
バター 5g
顆粒(かりゅう)スープのもと 小さじ1
水 250ml
赤ワイン 50ml
ローリエ 1枚
中濃ソース・ケチャップ 各大さじ2
はちみつ 大さじ1/2
かたくり粉・水 各小さじ1
<作り方>
にんじんとれんこんを2cmぐらいの乱切りにして、れんこんを水にさらしておきます。
フライパンにバターを溶かし、にんじんと、水を切ったれんこんを中強火で炒めます。
スープのもとを溶かした水、ローリエ、赤ワインを加えます。
沸騰したら、火を弱めて約7分煮ます。
これだけ煮れば、赤ワインのアルコールが飛ぶので、子どもでも大丈夫です。
中濃ソース、ケチャップ、はちみつを加え、味をととのえます。
※はちみつは、満1歳まで食べさせないでください。
最後に、水溶きかたくり粉を加え、とろみをつけたらできあがり。
ハンバーグ
作り置きの冷凍ハンバーグを使っていきましょう。
冷凍ハンバーグを早くおいしく加熱するポイントは2つ。フライパンを火にかける前に、油をひいて冷凍ハンバーグを乗せておく。ふたをして蒸し焼きにする。これで、凍った肉に早く火を通すことができます。
フライパンに油をひき、凍ったままの冷凍ハンバーグを乗せます。
これを中強火で加熱しましょう。
両面に焼き色がついたら、水を約50ml加え、ふたをして蒸し焼きにします。
ハンバーグに火が通ったら、れんこんとにんじんのケチャップ煮を加えます。
約5分煮たらできあがり。
できあがったハンバーグは、よく冷ましておきましょう。
盛りつけ
ハンバーグを盛りつけるときは、ケチャップ煮の具材で、ちょっとかさ上げしましょう。
バターで炒めたスナップえんどう、ゆでたまごをバランスよく盛りつければ完成です!
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