お子さんが大事なところをさわってモジモジ。それって、もしかして・・・と心配になりませんか?
こんなときどうすればいいのか、助産師の岩佐寛子さんに伺いました。
子どもの自慰行為には意味があるの?
思春期以降の自慰行為とは違って、ただ単に気持ちいいから触るだけで性的な意味合いはありません。クセのひとつで、子どもの成長過程のひとつです。
心理学的には、自我の形成に重要な役割を果たすとも言われています。
見かけたら、やめさせるべき?
気持ちいいことを簡単にやめられないのは大人も同じですよね。
無理にやめさせる必要はありません。
親は子どもの自慰行為から目をそらしたくなりますが、無理にやめさせても、子どもはどうしてダメなのか分かりません。
声かけを工夫して自然と減らしていけるとよいと思います。
どういう声かけをすればいい?
強く叱って、性への罪悪感や偏見、タブー感を植えつけないよう気を付けることが大切です。行為自体を否定するのではなく「きれいな手で触ろうね」「みんなで遊ぶときはやめようね」のような声かけをしましょう。
子どもが行為から他へ興味をうつせるような、運動や手遊びに誘って気をそらせると意識が他に向くと思います。
<ポイント>
幼児の自慰行為は、無理にやめさせる必要はありません。
でも、人前ではやらないように、少しずつわからせていきましょう。
気をそらせてあげるような、声かけの工夫が必要です。
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