子育て家族の防災対策 (被災者の経験に学ぶ)

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2014/08/28

出典:まいにちスクスク[放送日]2014/08/28[再放送]2014/09/04


被災者の経験に学ぶ

災害対策で心強いのは経験者の声。思わぬことに困ったり、身近なものが役に立ったりした体験を聞いて、災害時に何が必要になるかを学ぶため、2004年の新潟県中越地震をきっかけに生まれた、新潟県長岡市のグループ「NPO多世代交流館になニーナ」を取材しました。


講師:国崎信江(危機管理アドバイザー)
守ろうとする気持ちや防災の知識だけでは幼い命を守ることはできません。日ごろから体を動かして訓練をして備えておくことが大切です。子育て家族のいざというときの対応を紹介します。

NPO多世代交流館になニーナの取り組み

6335になニーナでは、被災したママの経験から、子育て世代に防災対策の知識を広めていこうという取り組みを行っています。避難所など、狭いスペースや道具がなくてもできる手遊びや、災害時の子どもの心のケアなどをレクチャーしたり、地震防災の冊子を配布したりしています。

大地震を経験した子育てママの体験談

・3歳の子の動揺が激しかったのですが、いつも食べていた大好きなチョコレートを食べさせると落ち着きました。その子の安心できるアイテムがあるといいですね。
・小さな子どもを3人連れて避難所生活。まわりに知り合いがいなくて、自分がトイレ行きたくても子どもを見てくれる人がいなくて困りました。

地域の人との関係ができていると、災害時も安心していることができ、支え合って災害を乗り越えることができます。日ごろから、地域のコミュニケーションを密にしておきましょう。


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