環境を変える
大人でも環境を変えると気分が変わります。特に、ふだん寝たままの新生児の赤ちゃんや、眠いときのぐずり泣きなどは、少し環境を変えることで改善します。いろいろ工夫して試してみましょう。
講師:依田幸子(江東区南砂子ども家庭支援センター センター長) 「赤ちゃんは泣くのが仕事」とは言うものの、やっぱり早く笑顔にしてあげたいし、まわりの迷惑も気になります。そこで今週は「わが家の泣きやませ術」をテーマに、専門家のお話をうかがいながら、みなさんから寄せられた泣きやませ術も紹介します!
【投稿】外の風にあてる
3か月の佳太くんが泣きやまないとき、ママは佳太くんを抱っこして、窓を開けて外の風に当ててみます。外の景色や適度な騒音、外気などで気分が変わり、泣きやみます。
【投稿】おひな巻き
バスタオルやケープで赤ちゃんをおひな様のようにくるみ、抱っこすると泣きやむことも。こうすると、ママのぬくもりにすっぽり包まれているような安心感があるようです。
またママと体が密着する抱っこひもも効果的です。ママとの密着感と適度な揺れで泣きやむことが多いです。
【投稿】抱いて立つ
10か月の悠雅くんは、ママが座って抱っこしても泣きやみませが、ママが立ち上がるとピタッと泣きやみます。少し高い位置からの眺めと、適度な揺れで気分が変わるようです。
【投稿】ガタンゴトン
8か月の創志くんは電車が大好き。ママが前向き抱っこで「シュッシュッポッポ、ガタンゴトン」と揺らしながら歩くと、たちまちご機嫌になります。前向き抱っこすることで視界が変わるのもポイントです。
環境を変えるといっても、大がかりなことをしなくても大丈夫です。たとえば横抱きにして泣いていた赤ちゃんを縦抱きにしてみるなど、ちょっとしたことでも赤ちゃんの気持ちは変わります。
また、何をやっても泣きやまないときもあります。そんなときでも、慌てず焦らず、子どもに合う方法を探してみましょう。また赤ちゃんが安心できるよう、ゆったりした気持ちでいることも泣きやませ術のポイントです。
同じ週に放送された番組記事
- (月)泣いたときにどうする?
- (火)安心させる
- (水)気をそらす
- (木)環境を変える
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