冬に心配になる感染症。知っておきたい感染のメカニズム!
冬が近づくと、インフルエンザなど、感染症の心配が増えますよね。
今回は、「飛沫感染」について、感染のメカニズムを紹介します。メカニズムを知って、予防に生かしましょう。
飛沫感染とは?
せきやくしゃみなどで空中に飛び散ったウイルスを他の人が吸い込む感染のこと。
ウイルスが鼻や口から入り、気道に付着し、それが、体内に侵入して増殖すると、鼻水、頭痛、発熱、などといった症状が現れます。
かぜやインフルエンザ感染の主な経路です。
そもそも感染とは?
本来、鼻やのどには、ウイルスなどから体を守る機能が備わっています。
気道の内壁にある「粘液」が入ってきたウイルスやほこりなどの異物を捉え、たんや鼻水と一緒に出したり、胃に送り込んだりして死滅させるのです。
しかし、乾燥などで粘液が少なくなっていると、「粘液」による防御機能が弱くなり、粘膜に付着したウイルスが体の中に入り込んでしまうのです。
部屋の中が乾燥していたり、鼻がつまって口を開けて寝たりすると、のどが乾燥で傷つきやすいため要注意です。
朝起きたときに、口が乾いているようなら水を飲みましょう。可能であれば、寝るときにマスクをしてのどを保湿するのもいいです。
日ごろからのどの粘膜を乾燥させないように加湿器を使ったり、こまめに水を飲むことは感染予防につながります!
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