4か月と3歳のふたりの娘のママです。被災したときに備え、避難バッグや備蓄品をそろえましたが、荷物が増えて重くなりすぎてしまい、イザというとき持ち出せるか不安です。避難時、最低限、何があればいいですか?
いつものママバッグを「防災仕様」に
回答:あんどうりすさん 避難のときに最優先は子ども、そしてそれ以外に持ち出すものとしては、毎日持っているママバッグを基本に考えるといいと思います。いつものママバッグの中身に、避難のときにあると便利な防災グッズをいくつか加え、最も緊急なときにはこれひとつで避難できるようにしておくといいですね。 そして大切なのは、アイデアです。バッグの中にあるもので、他のいろいろなことに使えるものもあります。たとえば小さめのポリ袋は、底の2か所を切ってパンツのように履かせればオムツカバーとして使えるし、大きめのものなら首が出るように穴を開けてレインコート代わりに使えます。 【防災仕様ママバッグにおすすめの“ちょい足し”防災グッズ】 (1)ホイッスル(笛) がれきで閉じ込められてしまったとき等に居場所を知らせることができる (2)小さい多機能ナイフ (3)断熱素材のミニマット、梱包用の気泡シートなど (体育館の床に子どもを寝かせるときや、オムツ替えなどに使用) (4)LEDライト(できればヘッドライト) (5)防水できる袋(ファスナー付きポリ袋など) 携帯電話など、水に濡らしたくないものなどを保護できる
「助けて」「貸して」と人に言えることも大事
回答:倉石哲也さん もしもスペースに余裕があれば、絵本やおもちゃ、ぬいぐるみなどを少しでも持っておくと、子どもが安心できていいと思います。またもうひとつ大切なのが、何か必要なものがあるときに他の人に助けを求めるということです。災害など緊急時には、我慢してしまうのではなく、「助けて」、「貸して」と言えることがとても大事ですね。
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