育児疲れから、感情をコントロールできず、子どもにきつくあたってしまうことがあります。子どもが言う事を聞いてくれないとき、手をあげてしまいそうになることもあるのですが、どのように心を落ち着かせればいいのでしょうか?
自分の感情を言葉で表す
回答:大日向 雅美さん 人間は感情を持つ生き物のため、感情的になること自体はそれほど責められることではありません。しかし、感情をコントロールできず、怒りを爆発させて子どもをたたいてしまうのは良くありません。 そのようなときは、「私は今怒っている」「これ以上感情的になると子どもをたたいてしまいそう」のように「自分の感情」を言葉で表すようにしてみてください。そうすることで、自分を客観的にとらえ、心を落ち着かせることができます。
「感情のコントロールの仕方」にバリエーションをつける
回答:倉石 哲也さん 「水を飲もう」「深呼吸しよう」「別の部屋にいこう」「外の空気を吸おう」というように、「感情のコントロールの仕方」にバリエーションをつけてみてください。思いついた方法は、紙に書き出して冷蔵庫などの目に付くところに貼っておくのもいいでしょう。 また、感情的になって子どもを怒ってしまった日は、できる限り、その日のうちに身近な人に「わたし、今日子どもをひどく怒ってしまったの・・・」などと、怒ったことを打ち明けるようにしましょう。怒ったことは人に伝えづらいものですが、言葉に出すことが大切です。
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